京つう

ゲストブログ  |京都府南部

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2013年11月27日

尾道商工会議所女性会

10月18日

尾道商工会議所女性会創立30周年を記念した式典にて、
尾道駅前の、テアトルシェルネで、能「羽衣」を、行いました。

現在の女性会の会長のご主人が、父のお弟子様で、尾道薪能実行委員会の会長です。

そのご縁からの話でした。

式典のなか、1時間の演能、招待客(一般の方にも事前申し込みにより無料で)で、
観客は、大きなホールに満員の、お人でした。

元々、父に話があり、父が催しの企画から段取り、当日も全て行う予定でしたが、
途中から細部にまで話を考える事より、私にバトンタッチ!

結局、何から何まで私がやって、父はシテ(主役)だけ勤める形になりました。

こうやって、役割分担できるから、親子でやってると、助かります。

早く、うちの息子達も育って、わしの仕事手伝って!笑

前日の夜から尾道に入り、設営の確認!

宿は福山にとっていて、駅前で、カワハギの胆などいただき、大好物にニコニコでした。

当日、能ですから、囃子方やワキ方にもお越しいただき、演者12人にて行いました。

尾道!

尾道薪能、尾道の稽古場(正確には私でなく現在は父の稽古場)、
これからも続けていき、尾道市民の皆様に、能楽に親しんでもらえるよう、
もっともっと、頑張ります。

息子達に、バトン渡せますように。。。





































  


Posted by 吉田 篤史  at 10:05Comments(0)その他の舞台

2013年07月28日

復曲試演の会

6月30日

前夜、東京で記念会の後席を中途で出てまで、
早く京都に帰ったのは、この会があったからです。

復曲試演の会!!!

今回は、橋姫と、夜討曽我の十番切異本でした。

私は、夜討曽我の立衆!

斬られ役です。笑

たくさんのお客様、お越しでした。

来年も、復曲試演の会はございます。

京都観世会では、もっともっと皆様に、能楽に親しんでいただけるよう、
いろいろと考えて、活動しております。

たくさんの皆様に、楽しんでもらえるよう、一同、頑張っております。

是非に、皆様、更に能楽に親しんでやって下さいませね!



  


Posted by 吉田 篤史  at 19:18Comments(0)その他の舞台

2012年03月18日

ハービスエント7周年記念~錦秋の宴~

11月19日

また記念すべき、思い出の催しがありました。

大阪の商業施設、ザ・リッツカールトンや四季劇場を含む、ハービスPLAZA ENTの、
7周年を記念したイベントにて、能楽を行いました。

1部は高砂、2部は屋島、3部は私一人でと、3部構成でのイベントです。

このようなお話を、私にいただいたのも、皆々様からいただいた、ご縁とお力添えのおかげ!

感謝、感謝!!!

現在、大阪、日本橋に稽古場を構え、お弟子様6人の小さな稽古場なのに、
このようなイベントをさせてもらえる事、本当にありがたい話です。

お客様の皆様、主催者など関係者の皆様には楽しんでもらえたかな?

これからも、もっともっと皆様に能楽に親しんでいただけるよう、頑張ります。

































  


Posted by 吉田 篤史  at 09:42Comments(0)その他の舞台

2011年06月10日

神田神社奉納薪能

9月22日

呉市の神田神社の例大祭の宵祭にて、奉納の薪能を、ご縁を頂戴し当家にて受け持つ事になりました。

お客様は無料の催しです。

昨年は鍾馗を演じさせていただきました。

今年も、お声をかけていただきました。

最近は、京都でもこういった催しはあまりなくなっていますが、
元々は神社やお寺さんがこうやって催しを行って下さり、能楽の舞台は行われました。

大切に、皆様に楽しんでいただけるよう、行っていこうと思います。















  


Posted by 吉田 篤史  at 21:58Comments(0)その他の舞台

2010年01月08日

京都薪能六十回記念乱能

12月27日

平安神宮で毎年6月1日2日に行っている、
京都薪能の60回を記念して、乱能が行われました。

乱能とは、普段講演でも申している事ですが、
能楽師にはシテ方・ワキ方・大鼓方・小鼓方・太鼓方・狂言方と、
それぞれ専門分野が決まっており例えば私(シテ方)が囃子などをする事ないのですが、
全ての配役を総入れ替えして行う、極めて珍しい催しです。

私が乱能に出演するのは10年ぶり、京都薪能50回記念の時以来です。

今回も前回と同じく狂言で、『猿聟』でした。
(稽古をさぼりにさぼった私が囃子になったら大変な事に…)

で、当日、本番!

はい、やりすぎました、ごめんなさい。

本来は面をつけるのですが素面って事で、皆遊びすぎ、もう猿やないです!

更にクラッカー鳴らしまくって大顰蹙!

空とはいえ一升瓶を舞台に持ち込むは、舅へのお土産の品をバナナに変えて、
更にはそのバナナをお客様に渡す始末!

そういや、10年前も悪ノリして反省した記憶が甦ります。

まぁ、そんなこんなで60回節目の乱能も終わりました。

次回は65回か70回かにはあるのでしょうが、
次回は反省しない程度にするよう心がけます。















  


Posted by 吉田 篤史  at 10:50Comments(0)その他の舞台

2008年10月26日

尾道蝋燭能



無事木曜日尾道蝋燭能終わりました。

阿弥陀堂内に135名ものお客様お越し下さり大盛況にて終わらせていただきました。

本当に本当にありがとうございます!

その時のもようが明日27日広島ホームテレビ、
16:50からの番組『Jステーション』にて放映されるそうです。

広島近辺の方、またお知り合いの方が広島にいらっしゃる方是非ご覧下さいませね!













で!

この蝋燭能当日ハプニングありました。

いろいろと仕事していたので会場の浄土寺についたのが13:00!

16:00始まりだから十二分に間に合う時間でした。

それから設営を手伝おうとしていて13:20頃気づきました。





























































合引を忘れた事に!

合引とは、お囃子方の大鼓方と小鼓方がお座りになる床几の事です。

パニックです。

とりあえず時刻表調べました。

そしたら13:34に向日町乗ったら開演に間に合う事わかりました。

あと10分ほど!

まず嫁さんに電話。

ところが間引は実家にあり妻が実家鍵を持ってない事わかりました。

次に母に電話。

留守番電話!

次に妹に電話。

留守番電話!

万策つきたと思いました。

いや、待て!

現在我が家にはおばあちゃんがいる。

電話にもインターホンにも出られないけどいらっしゃる部屋の窓を叩いたら!

妻にその旨ゆいました。

だけどそうこうしているうちに時間は過ぎていきます。

はたと気づきました。

さっきの時刻は京都廻りの新幹線の時間!

在来線で新大阪出て新幹線乗ったらどないやろうか!

調べたら13:46に乗ったら間に合う!

妻に連絡し何とか乗ってくれました。

2才の子を連れ、すっぴんで普段着で財布には殆どのお金なく…………。

当然替えのオムツもありません。

更には福山で人身事故!

結局福山で在来線乗らずタクシーに飛び乗り開演ギリギリ間に合ってくれました。



今の私があるのは全て妻のおかげです。

妻のフォローがあるから今の私あります。

今月31日は妻の誕生日!

ひっさしぶりに休日にしています。

日頃の感謝とお詫びを兼ね平身低頭、妻に尽くしたいと思います。
  


Posted by 吉田 篤史  at 23:51Comments(2)その他の舞台

2008年08月01日

面白能楽館

26日、今年ずっとずっと携わってきました面白能楽館の当日です。

自分でできる限りの宣伝行いました。

自分でできる限りのお力添えいただける方にご協力願いました。

当日10:00より設営担当の方々と代表者の皆でいろいろな最終チェックです。



ロビーには京都市歴史博物館所蔵の複製である源氏物語車争図屏風が飾られました。

また尾道の浄土寺所蔵の源氏絵扇面散屏風を、
写真家村上宏治様が撮られた複製物が30点程所狭しと飾られました。

また牛窓写真工房や金の星さんのお力添えを得、
先日の小冊子の写真共々いろいろな写真が飾られました。

2階の小ケースには須磨源氏・野宮・葵上に分け、
面や装束、また文献などが飾られました。

舞台では初めの解説に使う映像を映すスクリーンが2台設置されました。




















11:00過ぎにはお客様並び出され玄関を開け、
ロビーに道を作り待っていただきました。

開場!

私は受付でいろいろな資料や今後の舞台案内チラシ・
アンケートなどをお客様にお渡しいたしました。

どんどんお客様お越しです。

逆に入りすぎのないよう当日券を40枚ほどと決め、
お越しになったお客様にお断りするとゆう一場面もありました。



13:00開演!

まずは上記のスクリーンに映像を映しながら解説を!

次に『翁』『高砂』『経正』『野宮』(前)『野宮』(後)と実演を交え解説です。

5人のシテ方が能衣装を着て登場し実演します。

休憩を挟み今度は『葵上』(前)『葵上』(後)の実演!

更に源氏物語関連で、
『半蔀』『夕顔』『玉鬘』(前)『玉鬘』(後)『浮舟』
『住吉詣』(光源氏)『住吉詣』(明石上)『源氏供養』と続き、
最後に10人の装束を着た役者が一気に舞台に並びます。
(因みに私は『玉鬘』の後で舞台立っていました)

そして休憩挟み融の上演。



結局16人のシテ方が能衣装を着た催しってのはそうそうないです。

結局556人と定員をこえ席作りましたがほとんど席が埋まる満員でした。

これも偏にお越し下さった皆様、
チラシや小冊子配布・ポスター貼りにお力添え下さった方々のおかげです。

本当にありがとうございました。



何より感謝しなくてはならないのは!

一つの催しを行うにあたり5万部の小冊子を無料配布するなんて事ありえません。

それを可能にしたサンエムカラーさん、そして写真家村上宏治様のおかげです。

本当に本当にありがとうございました。
















  


Posted by 吉田 篤史  at 10:19Comments(4)その他の舞台

2007年09月10日

松花の会

今日は若師匠が主催する『松花の会』に行っていました。

普段の舞台なら開演の1時間前か1時間半前に入るんですが、
今日は師家の催しなんで2時間前に入りました。

楽屋入るともう若師匠お越しになっていたようで、
装束などが用意されていました。

今日は若師匠の御子息が初めて面をつけて、
能のシテ(主役)を勤められました。

まだ高校1年生です。

演目は『小鍛冶』でした。

それで思い出しました。

平成4年9月6日に私は初シテで小鍛冶を勤めさせていただきました。

ちょうど15年前の大学1回生の時です。

家に帰ってから3階の上の天井収納庫に上がり、
アルバムを下ろしてきました。

これです。




懐かしいです。

この後それまで悩んでいた自分の道をはっきりと定め、
能楽の世界に生きる事を決めた日でした。

そうか、あれから15年…。

私はまだまだ未熟者です。

ですが今日アルバムを見返して、
あの日の思い出や決意を思い出しました。

まだまだ間に合います。

自分自身の芸道に精進する事!
能楽を1人でも多くの方が親しんで下さるよう普及する事!

この2つに命燃やします。

『初心忘れるべからず!』まさしくそうでした。
  


Posted by 吉田 篤史  at 01:20Comments(0)その他の舞台

2007年07月02日

御戸代能とだいこん畑

今日(あ!もう昨日でした)も長い1日でした。

10:00から嘉祥閣(当家の所属する一門の能楽堂)にて、
合わせの稽古。

今日の上賀茂神社での合舞の稽古です。

二人で舞うのですがなんせ面を付けているので相手の姿が見えません。

ですので念入りに型を合わせておかなくては、
二人の舞にずれが生じてしまいます。

その後11:00から上賀茂神社に向かいました。

今日は御戸代能でした。

この催しは考謙天皇の御代の時代から猿楽・田楽が行われ、
現在は能楽が行われています。

という事は約1250年続いているわけです!

やっぱりこの日本の文化の歴史ってほんま素晴らしいです。

その由緒正しき舞台に毎年出演させていただくだけでなく、
舞わさせていただきその名誉に有り難く思います。

16:00ぐらいに終了し後片付けをし一旦家に帰りました。

その後シャワーを浴び気分転換して出かけました。

2日が母の誕生日なんでまたまたご飯食べです。

近場の『だいこん畑』へ参りました。

ここの鰻はむちゃ旨です。

勿論特特上です。

あと馬刺と小海老の天ぷらもバリ旨でした。

あ!

スッポンも食べました。

その後明日の装束出しでした。

疲れました!

  


Posted by 吉田 篤史  at 01:06Comments(0)その他の舞台

2007年06月10日

小浜

今日は福井県の小浜市に行ってきました。

さる先生の素人会(お弟子様方の発表会)の手伝いに行ってました。

小浜は今日で2度目です。

京都の若い方ですと海水浴場のイメージが強いようですが、
元は奈良時代より朝廷に御贄(御食)を収めていた国で、
御食国(みけつくに)と呼ばれていました。

京都の人なら誰でも知ってる鯖街道の出発地点です。

その豊富な海産物だけでなく歴史ある国な為、
大小沢山のお寺が存在し国宝の山で、
写真で見る仏像の美しさに見惚れてしまいます。

残念乍お寺に参る時間はなかったのですが…。(汗)

いつかゆっくり廻ってみたいと思う風情たっぷりな所でした。


追記・7月7日(土)の同研能の情報アップしました。
無料で更に私がシテ(主役)を勤めます。
詳しくは、
『近々の舞台予定』京つうブログカテゴリー⇒
http://hananoh.kyo2.jp/c1716.html
をご覧下さい!
沢山の皆様のお越しお待ちしております。

そろそろエンジン全開で勉強しなくては…。(汗)

  


Posted by 吉田 篤史  at 22:53Comments(2)その他の舞台

2007年06月02日

京都薪能

2日以上アップできませんでした。

すいません。

勿論遊んでいたわけではありません。

一昨日は左京区の稽古と下京区の稽古でした。

いつもはその空いた時間にブログ書いてたんですが、
昨日は勉強してました。

明後日の京都薪能2日目の地謡『氷室』です。

本見たら真っ白、全然覚えていませんでした。(泣)

で書く時間なかったんです。

ほんますいません。

で、昨日は京都薪能1日目です。

朝9:30から申し合わせでした。

同じく空き時間は覚える時間に使っていました。

で、本日薪能2日目です。

今日も9:30からの申し合わせです。

覚えるの、なんとか間に合い許される程度は覚えていました。

これから観光でお越しになるお客様に付き合い十松屋(扇屋)さんへ!

扇の作成や種類などお店の方の話を聞きに行ってきます。

その後舞台ギリギリまで覚え直します。

ほんまはもっと前に覚え終わってなければいけないのですが、
お越しになるお客様がご満足いただけるよう、
舞台の1端っこの役ですが精一杯勤めさせていただきます。

17:30開始です。

まだ間に合いますので是非皆様京都薪能お越し下さいね!

  


Posted by 吉田 篤史  at 11:47Comments(0)その他の舞台

2007年05月23日

西本願寺・降誕会能


地図はこちら
昨日は月曜日なので普段ならば岐阜の大垣なんですが、
西本願寺で降誕会能に出演してました。

本願寺と能との関わりは古く残っている史記に、
1480年代に本願寺で催されていた事が書かれています。

この頃から法要・慶事の際に能の催しを取り入れてられたようです。

江戸時代は勿論ですが、
明治時代にも能楽は本願寺では盛んに行われており、
明治7年太陽歴を用いた5月21日に親鸞宗祖誕生の日の祝いとして、
降誕会能が行われるようになりました。

そしてこの頃より京都観世会が演能を承るようになり、
今まで続いてきました。

ここ本願寺の能舞台は今の能楽堂とは違い、
昔ながらの野外の形のまま残っており、
国の重要文化財に指定されております。

その舞台にて出演させていただきます事、
大変名誉で有り難く思っています。

ただこの日晴天の日が多く西日が当たる頃、
首筋がむちゃくちゃ暑く舞台出てる間にやけてしまいます。(笑)

それと野外である事・長い歴史をもつ舞台である事・
普段あまり使われていないから手入れが行き届いてない事から、
足袋が無茶苦茶汚れちゃいます。(笑)

機会があれば1度覗いてみて下さいね!  


Posted by 吉田 篤史  at 00:36Comments(0)その他の舞台

2007年04月08日

奈良新公会堂

今日朝から奈良でした。

そういや奈良駅降り立つの小学生以来なのでは?

父が能の『春日龍神』を舞う時に春日大社に、
お詣りがてら旅行した時以来だと思います。

違ったかな?

とりあえず久しぶりである事は間違いありません。

奈良のメインストリートをずっと登った所にある、
『奈良新公会堂』(奈良市春日野町101)に行ってました。

ここは公会堂その物が能舞台という特殊な公会堂で、
建物も能楽堂らしく素晴らしい舞台です。

勿論初めて参りました。

行きは他の能楽師の先生と、
偶然にも近鉄特急電車でお会いしたものですから、
タクシーでした。

タクシーの運転手さんがおっしゃるには
30分後だったらタクシー乗るより歩く方が早い!
との事。

おっしゃる通り楽屋から道を眺めていると、
みるみるうちに車が止まりだしていました。

昼以降から出勤の能楽師の先生がいらっしゃるのですが、
私の乗った場所から同じ所まで乗られたのですが、
私が初乗り料金だったのに3000円もかかったとの事。

ひょえ〜!(ビックリ)

この季節奈良も凄い人です。

帰り歩いて帰ったのですがたしかに緑も綺麗で長閑な雰囲気!

久しぶりに景色堪能しました。



  


Posted by 吉田 篤史  at 19:54Comments(0)その他の舞台

2007年03月11日

春の素謡と仕舞の会

結局、前述の用事で寝たのは6:00。

で、起きたのは7:30…。

シャワー浴びて、朝食を食べてから、舞台向かいました。

今日は10:30より『春の素謡と仕舞の会』で、
京都観世会館(東山区東山仁王門東入ル)で舞台です。

私の役は『頼政』の地謡で、他に素謡3番と仕舞17番行われ、
京都観世会に属する能楽師がほとんど出演いたします。


私は寝なくても平気な人間です。


嘘です…。

全然ダメです。

ですが、せっかくお越しになったお客様に対して、
失礼はできません。

最後の気力を振り絞って、勤めさせていただきます。

では、頑張ってきま〜す!

  


Posted by 吉田 篤史  at 10:19Comments(0)その他の舞台