京つう

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2008年01月29日

新年謡曲会(京都)

日曜日は京都の新年謡曲会でした。

京都ではお弟子様の会が基本年4回あります。

春と秋は嘉祥閣という能舞台での発表会で、
新年と夏は緑風荘という旅館での練習会です。

5年に1度は記念会で春の嘉祥閣を京都観世会館に移し、
全国大会で吉田嘉謡社(お弟子様方の会名)創立周年を祝います。

また夏は浴衣会的意味合いがありますし新年は新年会的意味合いがあります。



という事で今回は新年謡曲会で場所は緑風荘(西洞院六条上ル)での練習会です。

男の方はほとんど洋服で女性の方も半々ぐらいで洋服で参加な気楽な会です。

今回は40名弱のご参加で私のお弟子様も10名ご参加下さいました。

現在私に習って下さる京都のお弟子様は29名、
ほとんどの方がここ数年に習って下さった方ばかりですが、
ご都合悪い方は別にして春夏秋の会にてご参加いただけたら嬉しいです。

昔は新年謡曲会と夏の歌仙会は場所をいろいろ変えて行っていました。

ですがここ10年は100畳の大広間に更に別に控え室まで貸して下さり、
宴会も椅子席用意して下さり料理もいろいろと利口に用意して下さるから、
緑風荘に場所を固定して行っています。



当然妻と子も一緒に参りました。

100畳の大広間に我が子、和は興奮しまくり騒ぎまくり走りまくり、
お弟子様方にご迷惑おかけしまくりました。



私のお弟子様も皆様上手になられ師としては何より嬉しいこと大満足です。



会が終わればそのまま後席(宴会)です。

当然宴会も緑風荘の大広間です。

用意し直される時に緑風荘は旅館ですから大浴場があり、
入りに行ったりもするのですが今回は和が後で風邪引いたら困るのでパスしました。



緑風荘では様々な会席コースがあり月毎にメニューかわりますが、
太陽暦の1月で睦月でした。

八寸・向附・焚合・焼物・間肴・油物・酢物・止椀・水物で、
お腹いっぱいになりました。

個人的に好きな物は『鰤みぞれ鍋』と『蟹甲羅焼き』です。





前に岐阜の大垣の『麦とろ』で食べた鰤しゃぶが美味しく大好物になっています。

といっても今日のはしゃぶしゃぶではないようで身も厚みで火力も弱かったです。

が、気にせず鰤だけは頃合いで出し柚子胡椒でいただきました。

柚子胡椒といえばうちのお弟子様に祇園の原了郭のご親戚がいらっしゃり、
後援会のスポンサー企業にも名を連ねて下さり、
黒七味と共に我が家では欠かせないものになっています。

更に蟹甲羅焼きをいただいた後の甲羅に先の鰤みぞれ鍋のダシを注ぎいただきます。

箸で取りきれない味噌とダシが絡み合い美味なお味でした。

自分の一番食べたい物だけいただいたのち、和を抱きながら皆様の席を一周。

ほろ酔い気分に和を抱き更に周りは私の大切なお弟子様方、
終始ニコニコですぐによう酔ってきました。
(ビールと日本酒が苦手ってのもありますが…)

京都の宴会で緑風荘さんではカラオケも最後に登場します。

歌う方はたいてい決まってますが今回は真っ先に飛び出してきた人が!


































































我が子、和です。

人が歌うとマイク音量やら音程やら停止ボタンやら触りまくって迷惑かけまくり!

更には宴会終わるまでマイク離しません。

私は21才でカラオケ歌うん止めてからこの12年数えるぐらいしか歌ってないのに…。

一番最後は祖父が戦時いたラバウルに因んだ、
『ラバウル小唄』を皆で合唱してお開き!

ずっとずっと私物心ついてから30年近くお開きはラバウル小唄で終わります。

この歌だけは私もおじいちゃんの思い出と共に大切な曲です。



楽しい楽しい1日でした。





追伸・今年は新年から春の間に、
2月11日の東京講演だけでなく能楽講演目白押しです。

2月11日の東京講演はもう記事に書きました。
http://hananoh.kyo2.jp/d2007-12-29.html

他にも3月7日(金)の和歌山(グランヴィア和歌山)や、
3月11日(火)の大垣(イオン大垣)や、
3月12日(水)の岐阜(じゅうろくプラザ)や、
4月16日(水)の広島(ウエストプラザと茶ろ夢会) などなど。

お近くの方は記事楽しみにまたお時間あったら遊びにお越し下さいね~~~!
  


Posted by 吉田 篤史  at 14:45Comments(0)吉田嘉謡社