京つう

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2008年04月21日

第17回尾道薪能

さて!

尾道薪能まで残り20日です。

今年で17回目を迎えます。

という事は11回目からシテ(主役)を父から私に変わったので、
今年で7回目のシテです。

父より変わってから新幹線グリーン車の雑誌『ひととき』の、
巻頭特集記事8ページ渡って私の写真が使われたり、
解説本『あらすじで読む名作能50』の表紙に抜擢されるという名誉を頂戴しました。

逆につらい思い出もあります。

忘れもしない11回目の初めてのシテの薪能は天気予報を裏切り、
開演15分前からの突然の豪雨による会場移動のドタバタ劇。

その経験より12回目から今の形の阿弥陀堂を舞台にして行う形にし、
年々雨に対して対策を練りなんとか野外で行ってきました。

現在では観客席にテントを張り少々の雨ならばそのまま行えます。

観客数も一時400人近くまで減っていたのにここ3年ほど盛り返し、
昨年は少々雨降っていたのに800人もお越し下さいました。

さて、今年は!

座席数1000席、更に予備に200席の椅子を用意しています。

篝火も2.3基しか灯していなかったのですが大増するつもりです。

プレスリリースってやった事ない事も教えてもらってやりました。

その甲斐とお力添えによりRCCラジオに2回出演し、
NHKラジオでは3回ほど告知を流して下さり、
情報誌『Wink』福山・備後や経済リポートにも記事が載りました。
(経済リポートはこれから載ります)

更に少しでも学生さんにも見てもらいたく高校生以下は無料にしました。
(昨年は中学生以下)



一人でも多くの皆様に日本の文化の一つ、
世界無形遺産に登録されている能楽に触れていただきたく、
またお越しになったお客様に楽しんでもらえるよう毎年毎年考えています。

頑張ります!



追伸・結局昨日も全然寝てません。

誰か時間をわけて~~~~~~~~!

これから岐阜の大垣に向かいます。

最近お弟子様が立て続けにおやめになり気分最悪、辛いです。

東京稽古場も思うようにはいきそうにないですし……。

考える事山のようにあり休む暇など存在しません。

さてさていつまで体力もつやろか………。



第17回尾道薪能


日時:平成20年5月10日(土)18:00~20:00頃

会場:浄土寺阿弥陀堂
(尾道市東久保町20-28)

演目:能『巻絹』・他狂言1番と仕舞2番

料金:前売券3000円
   当日券3500円
   学生券1000円
   (高校生以下無料)

問合わせ・申し込み先・
『花の能』HP⇒http://www.k5.dion.ne.jp/~hana-noh/
『尾道薪能』HP⇒http://ermjp.com/noh/

吉田篤史配役:『巻絹』シテ



  


Posted by 吉田 篤史  at 07:48Comments(0)尾道薪能