京つう

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2011年02月05日

尾道市立栗原小学校

9月16日

今年5校目の修学旅行です。

ありがたい事に、毎年リピートして下さる学校の1つで、ずっと校長先生が変わっておられません。

毎年、使って下さる!

こんな嬉しい事はありません。

そういえば、先日こんな事がありました。

福山での稽古を終えて、広島の稽古場に移動する為に新幹線に乗ろうとしたら、
さる小学校の校長先生が、声をかけて下さいました。

で、修学旅行にて、能楽講演を入れ込む事における、事件の話をして下さいました。

その学校では、一昨年までは京都では映画村へお越しになっており、
それが先生の意向で、能楽講演に変わったそうです。

その事を不平に思った児童が直訴に来て、なんで映画村やないのか!
卒業した先輩から映画村は楽しかった云々とゆわはったそうです。

それを先生が、
「映画村はまたお父さんお母さんと行ける!けれども、能楽講演は今しか無理だから!」
と、説得して下さり、能楽講演に変わったそうです。

で、その修学旅行後に、先生がその児童に聞いたら、能楽講演、よかった!
是非、来年度の後輩達にも!と、ゆってくれたそうです。

こんな嬉しい事はありません。

修学旅行は遊びではありません。

勿論楽しんでもらわなくては意味がありませんが、
ここでしかできない経験を、ここでしか学べない事を学ぶ為にある旅行だと思います。

もっともっとたくさんの学校がご利用下さり、たくさんの子供が能楽に、
文化に、日本の豊かさに、日本人に生まれた事を誇りに思えるように、なってほしいと思います。










  


Posted by 吉田 篤史  at 14:45Comments(0)修学旅行生への講演