京つう

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2012年10月28日

東京講演、感想

先日の東京講演、50名定員が、一週間で売り切れて、
満員の皆様にお越しいただきました事、本当に感謝です。

その講演に、ご友人様方にお声をおかけ下さった方が、それぞれ皆様の感想を、
とりまとめ下さったので、記事として載せさせていただきます。

皆様にもっともっと能楽に親しんでいただけるよう、頑張ります。


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★昨日は大変有意義な能講座に参加でき、大変嬉しく、心から感謝もうしあげます。

一番印象的だったのは、先生が最後におっしゃっておられた日本文化の素晴らしさ、
それを古代から継承し、今もなお維持し続けている背景には、様々な分野での匠の技も、
同時に継承され続けてきていること、それを今後、
次の世代に継承していく難しさも力説なさっていたことがなによりこころに響きました。

その中で、通訳案内士(通訳ガイド)としての役割や、日本人全般の問題として、
真剣に考えていかなくてはならない現実があるということをあらためて感じたと同時に、
自分の仕事への責任の重さを感じた、そんなお言葉でした。

無形遺産に連続して登録されたことがきっかけで、一躍注目の的になった日本文化。

歴史の長い国々はあっても、日本のように文化を現在まで変わらず、
継承しつづけてきている国はない、というお話は、日本人の民族度の高さや、
文化と私たちの生活の密接な関係性などの裏付けであると実感いたしました。

今後も機会があれば、こういった講座に参加できればと、こころから願っております。


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★能舞台を鑑賞している場合、とても近寄りがたい世界ですけれども、
直にお話が伺える機会があるのは素敵です。

お若い世代の方があれだけ熱心にご指導くださるのは、素晴しいことだと感激しました。

明日の能楽界を担われるご決意、伝統を守ろうとなさるご意欲、普及の御情熱が伝わりました。

実は昔昔の若い時に、5、6年ほど観世流で、謡と舞と鼓のおけいこを致しました。

もう、すっかり忘れたと思っておりましたが、巻絹、嵐山、熊野、
鞍馬天狗、高砂のさわりの部分を拝聴し、記憶が蘇り、本当に嬉しいひと時でした。

伝統文化の担い手の方がたを、微力ながら、これからも応援していきたいと思いました。

本当に有難うございました。


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★伝統文化を守ろうとなさって奮闘なさっているお姿に感銘を受けました。

能を身近に感じることのできる良い機会でもありました。

漆職人に若い方がいるというのも、嬉しいことでした。


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★今回の能のセミナーはシテ方の吉田篤史氏の解説と演技によって、
能の魅力と見どころがとてもよくわかりよかったです。

能は、言葉が分かりにくく、動きがとてもゆっくりで理解しにくいと思い込んでおりましたが、
吉田氏の「言葉を気にせず、先ず、演者の動きや振り、声などに注意して見て」
との最初の助言に、その通りにしてみると、確かに細かい言葉の意味は分からなくても、
声の出し方、凄み、緊迫した動きや床を打つ音などから、
表現しようとするものを感じるとることが出来るということがよくわかりました。

これは、今回得た大きな収穫でした。

吉田氏のシテを演じられる時の声の出しかた、動きがとても印象的で、
能の演技の見どころを身近に感じることが出来たことは、
今後能の鑑賞の際に、大いに参考になります。

最後の伝統芸能継承についてのメッセージに、とても感銘を受けました。

演じる方々だけでなく、観客がその芸能を楽しみ育てていこうという気持ちがないと、
根絶えてしまうということだと痛感致しました。

今後も、能を観る機会を増やしていきたいと思います。

また、最初の漆工芸のお話も直接職人さんから漆の魅力が伺えたことはとても貴重でした。

漆自体は非常に強い素材であること、また生育地域が限定された貴重なものであること、
製造過程の手抜きがもろさにつながっていることなど、目から鱗の新事実を伺うことができました。

どうもありがとうございました。


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★「漆への誘い」
デパート等で開催される伝統工芸品展や、
池袋から青山に移転した伝統工芸品センターなどが好きで、
よく足を運び職人の皆様の手元を眺めていましたが、
「漆」について漠然とした印象しか持っていなかったので、
今回、詳しくお話を聞くことが出来て、大変有意義でした。

漆器の値段の差について、なぜだろう、と不思議に思っておりましたが、
「目に見えない、中の部分」への、手の施し具合で決まることを知り、
なるほど!と手を打ちたい気持ちでした。

これから、漆器を見る際の目が変わりそうです。

また、今後、漆器を自分で買ったら、
作られた方のお顔を思いながら、大切に長く使いたいと思います。

ありがとうございました。


「能への誘い」
これまで、何となく「敷居が高い」「難しそう」と思っていた能の世界ですが、
吉田先生の易しく明確な語り口から、三つの仕舞、実際の衣装を一つずつ着けて行く作業、
高砂を皆で謡い、最後の仕舞まで、だんだんと自然に入り込むことが出来ました。

同時に、先生ご自身のエピソードやお人柄が分かる流れ、
会場全体が徐々に温まって一体感を持つ様子など、
パフォーマンスとしても素晴らしいひと時でした。

伝統芸能をこれからも絶やさないように、いち日本人として、
また外国人訪日客に日本文化を伝える通訳ガイドとして、
自覚を持って取り組まなければいけないと思いました。

ありがとうございました。


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★昨日は特に、お若いお2人のお話で気楽に、しかし面白く熱心に伺うことができました。

最後のお言葉もしかり、お若い方たちが一所懸命、周囲の関係者に感謝しながら、
伝統文化をになってくださっていることに清清しい気持ちになりました。

能衣装の着付けや高砂の謡も面白かったです。

参加型はやはり、いいものです。

実は来月、津波の紙芝居をやることになり、午前中は師匠のおじさまと公園で、
大きな声を出して練習しておりました。

大声と、よく通る声とは全然違うと再確認してきたところでしたので、
非常にいいタイミングで教えていただいたと思いました。


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★室瀬さん
・淡々とした語り口の中にきらっと光るものがあった

・9000年前から使われていたことは初耳
(ビギンジャパノロジーでは一番古いものとして奈良時代の絵が紹介されている)

・工程の実物を触れたことがよい経験になった。

・食事会で隣だったので、かなり話しこみました。

・塗るという単調な作業の中で得られるものは、
「段取りを考え、細かなところまで気を配りながら仕事をすることができるようになる」
と言っておられましたが、印象的でした。


吉田さん
・勉強会の最後の「お願い」が印象的でした-様々な人の助けがあって存続し得ている。

・舞台は迫力がありました。

・食事会のいでたちは、舞台とは完全に異質です、煙草を吸い、
おしゃれな色眼鏡をかけ、ナウい男性です。

・6歳と1歳の子持ち(男)

・自分の初舞台は3歳

・食事会では、声の出し方を質問しました(呼吸法)。


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★このたびは本当に素晴らしい機会を設けてくださいまして、ありがとうございました。

お能はとにかく体力、集中力、忍耐力、いろいろな要素が必要とされていることが、
とてもよく伝わってきましたし、先生の真剣なお姿がとても印象的でした。

お舞台から飛び出んばかりの気迫で、もう少し広い会場のほうが、
先生の貫禄が十分に引き出せたのではないかと思いました。

着付けをあのように間近で拝見できますのも嬉しいこと
です。

最後に先生が仰っていた日本文化の継承につきましてはまさに仰る通りで、
通訳ガイドとしましても責任の重さを感じております。

文化は一度失われたら取り戻せません。

シリアでの内戦が報道されるたびに、貴重な文化がある日本に生まれたことを誇りに思い、
手放してはいけないと強く感じます。


海外の方への紹介も大事ですが、まずは自分たちもよく理解しなければいけませんので、
こういう機会は本当にありがたく思っております。

もし差し支えなければ、通訳ガイドの勉強会でお話をしていただきたいです。

漆のお話も、短時間でポイントよくご説明いただき、
とても分かりやすく、大変興味を持ちました。

先生の作品も見事でお美しくて、ほうとため息が出てしまいました。

漆も貴重な天然素材であり、自然への感謝の気持ちや先人たちの智慧に学ぶことを、
我々は忘れてはならないと思います。

室瀬先生にもどこかでご講演をいただけないかと思っております。

今回の第一部、第二部ともに素晴らしい企画で、
お二方の益々のご活躍を心より祈念しております。

本当にありがとうございました。





  


Posted by 吉田 篤史  at 21:04Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)