京つう

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2013年01月12日

鞆の浦「ここから」

10月7日

いろは丸!

坂本龍馬好きなら誰でも知っている、一浪人が紀伊藩から7万両も賠償させる事になった、
海に沈んだ船、いろは丸を模して作られた、平成いろは丸に乗って、
福山の鞆の浦から、仙酔島に渡りました。








私が子供の頃、ここの海と、和歌山の海が、毎年夏の思い出の場所!

同じく、2人の子供も、この海を思い出と思ってもらえるよう、何度も来ています。

今回は、祖父の代にできた、鞆の稽古場、創立60周年を記念して、
仙酔島にある、「ここから」とゆうホテルにて、記念謡曲大会です。

ここ10年以上、このホテルを使っていなく、懐かしい思い出、
あそこもあそこも、昔のままの所があり、あそこで何したと、
30年近い昔を、懐かしんでいました。







今回、忙しかったのは、私でも、父でも、ありません。

長男、和史!

素謡3番の子方と、仕舞。

私は、子供時代に、そんなに役を1日に勤めた事なかったんやないやろか。

無事には済みましたが、初めて素謡一番丸ごと、安宅の時に座らせました(50分弱)が、
頑張って真面目に座りすぎて、終わった後に、立てず!

迎えにいき、抱えて帰ろうとしたら、カッコ悪いからやめて!と。

うんうん、舞台人として、それも大事な事やと思います。

一つ一つ、いろいろ失敗もあるやろけど、成長していってほしいと思います。

鞆の稽古場で稽古している、父の御弟子様方がメインですが、
私の、福山市、広島市で稽古しているお弟子様方も出て下さり、
また、岐阜からも観光がてらとおっしゃって下さり、出て下さいました。

初仕舞な、方も!

皆様無事に済まれ、よかったです。























後席は、そのまま、ここからにて。

盛り沢山の料理です。

美味しく頂戴いたしました。











5年後は、会ができるやろか…。

正直、失礼ながら、父の稽古場では一番不安な稽古場となりつつありますが、
無事に、65周年と、刻んでいければいいなあと思います。

そして、いつかは、父から私が引き継ぎ、そして、息子たちにバトンを渡せたらいいなあと思います。

  


Posted by 吉田 篤史  at 21:17Comments(11)吉田嘉謡社