京つう

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2013年01月29日

吉田嘉謡社新年謡曲会(京都)

1月27日

私は何ヵ所かの各地で、趣味お稽古事として習っていただく稽古場を開いています。

現在、東京では13人、名古屋では3人、岐阜では3人(とカルチャースクールで6人)、
大垣では10人、南丹では6人、大阪では10人、福山では4人、広島では5人、
そして京都では32人、休んでられる方もいますが、総人数92人教えています。

ありがたい事ですが、父の最盛期には300人、うーん、到底叶いません。
(100人の壁がまず越えられない)

それはさておき、今回、京都の新年謡曲会が、毎年のことですが、
新町六条上がったとこの、緑風荘でありました。

うちの会の名前を吉田嘉謡社とゆうんですが、父の社中と私の社中合同で、会を行っています。

今回、私の社中は京都大阪合同で参加、総人数42人のところ、
会のみ、宴会のみとゆうお弟子様も合わせると、20人の参加!
(うち2人は謡は父に、仕舞は私と重なっている)

父の社中はお休みな方多く、15人の参加!

総人数、33人での新年謡曲会でした。

昔は、100人前後での新年謡曲会やったのに、年々寂しくなっています。

それでも、うちは多い方、現在能楽界全体的に厳しく、
それは、未来更に厳しい世の中が、容易に想像できます。

息子の時には、どんな事になっているか…。

不安とゆうよりも、わかっている事なんですが、
それでも親として、何とか足掻かなくてはなりません。

日本全体が、経済的に厳しい世の中、趣味やお稽古事なんて、ってゆう流れがあるの、
当然の事ともいえますが、私は、そんな世の中でも謡や仕舞を習ってもらえるように、
いろいろ自分なりに考えて、行っているつもりです。

父のお弟子様方は、残念ながら、年々減っていく。

もう既に、父のお弟子様方だけでは、謡曲会(練習会)は開けても、
謡曲大会(発表会)は開けなくなってきています。

若いお弟子様方に、長く続けていただけるよう、できるだけ負担をかけないよう、
今年、皆さんに相談しながら、変えれる所は変えていこうと思います。

会に出る楽しみを知ってもらう、宴会に出る楽しみを知ってもらう!

己の稽古の成果を発表し、己の成長を感じてもらい、やって楽しむ文化、
能楽を、楽しんでいただきたいと思います。

稽古しているのと、していないのんでは、観て楽しむ能楽としても、全然違いますしね!



あ、話がめっさ、それてもうた気がする。

そうそう、新年謡曲会では、毎回緑風荘さんであるのですが、
毎度最後の宴会では、カラオケがあります。

はい、若いお弟子様方も、宴会用に、一曲披露できるようになりましょう!

最後に、ラバウル小唄が、絶対にかかります。

初代、亡き祖父が戦時中、ラバウルに任地していたからです。

祖父が歌っていたのを、何度も見てるはずなのに、忘れています。

でも、それでも、嘉謡社のカラオケの止めは、ラバウル小唄です。

これも、皆様、歌えるように、練習しといて下さいませね!



さーらーばラバウルよー、まった来る日ーまーでーーー。







































































  


Posted by 吉田 篤史  at 20:31Comments(0)吉田嘉謡社