京つう

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2013年02月17日

プチ・フランセ

2月16日

昨年秋に、東京の四谷、橘家さんで、漆工芸家、室瀬智弥先生と、
コラボ企画の講演を行わさせていただいた折りにお越し下さったお客様が、
ご自身がお子様いらっしゃる事から、お子様でも楽しめる催しをとの事より、
赤坂区民センターにて、親子体験講座的に講演を行いました。

何と、幼稚園児以下のお子様が、20人ほど!





主催者側より、まずはインパクトのあるものをとの事より、始めに船弁慶の仕舞を!







その後、簡単に話をしたのですが、子供好きな私、それでもさすがにビックリでした。

小学生ぐらいならば、私の講演対応できる自信あったのですが、幼稚園児達では無理です。

能楽は室町時代にできた、が、わからない。

それどころか、650年前と言ってもわかるのかどうか…。

物凄い前からあった、では、意味は伝わるだけれども、あまりにも漠然としてる。

子供でもわかるようにわかるようにと考えながら、話をしました。















体験では、舞も!

大人では、男の方々が、舞台に上がってくれました。

小学生のお子様にも!

ここまではよかったですが、幼稚園児になると、
希望してなかったお子様まで上がってこられ、もう何がなんだか…。

それでも、皆様で舞体験です。

お父さん達には再度上がってもらい、飛返の稽古を!





















装束つけを見てもらい、謡を皆様に体験してもらって、
高砂の舞で、皆様の今後の幸せ、健康を神に祈願して、舞い納めました。

最後に、皆様にお願い事!

皆様の心に、響いてもらえたら嬉しいです。















しかし、幼稚園の先生は、ほんに尊敬です。

1人の子供を育てるのだけでも大変なのに、一時に何十人も預かり、
子供達のいろいろな行動に、対応する、ほんにできません。

凄いなあと、改めて思いました。

で、私はいつも以上に疲れちゃい、新幹線で爆睡!

明けた今日は、京都にて、2回講演があります。

喉が痛い。

けれども、楽しみにして下さるお客様がいらっしゃいます。

今日も、全開で頑張ります。  


Posted by 吉田 篤史  at 07:22Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)