京つう

ゲストブログ  |京都府南部

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2014年06月23日

太閤園

4月12日

私には従兄弟が、7人います。

ありがたい事に、親戚仲よく、父や母の従兄弟の子同士、
再従兄弟ですら、仲良くさせてもらってます。

その従兄弟の、独身者、最後の一人、父方の伯母の長男の結婚式が、
大阪の結婚式場で有名な、太閤園でありました。

過去の、私に関わる方の例にもれず、私のせいで結婚式の日程を変えて。。。
(ほんま、すんません)

私と10才の年の差があります。

子供の頃の和歌山の海、お祖父ちゃんのお葬式、叔父さんのお葬式、
大人になってからの十三での話、岐阜旅行、鹿島へ押し掛けたり、
我が家にも、よく来て、長男は赤ちゃんの時に、よく可愛がってもらいました。

牡蠣が大好きで、ボンボンで、中華料理食いに行ったら、
いの一番にアワビ!って、頼んで、目が白黒したのん、覚えています。

そんな彼が、悩んだ末、伯父さんの跡を継ぐ事を決意して、修業に行き、
今は、伯父さんの会社で働いてる事、少しは関与していて、
私的には、ほんによかったと思っています。

残念ながら、式場の関係で、父母、私、妹の4人で、出席しました。

母は、我が家の家宝、2両の唐織と同じ手で作られた、唐織の帯を!

特別バージョンで、高砂を父が舞い、私が謡いました。

従兄弟3人、彼の姉夫婦、を交えて、大いに祝いました。

そういえば、2年前、付き合いだしてすぐに、京都まで舞台見にきてくれて、
伯父さん伯母さんも舞台見にお越しで、結局4人で、初のご飯食べでしたね!

こうやって関われる事、ほんに嬉しく、嬉しく、思います。

父や母は、私に能楽師として生きる事以上に、人ととして、
縁を大切にすることを、人一倍教えてくれたと思っています。

私は、それを今もできている?と、勝手ながら思っています。

子供たちにも、うちの家だからこその、仲良さ、縁、繋いでいきたいと思います。

いつか、従兄弟達の子供と、再従兄弟とて、仲良くできたらいいなと思います。

そういや、長らく、我が再従兄弟とは遊んでないなあー!

いつまでも、私は私らしく、親から受け継いだものを、
大切に、頑張っていこうと、思います。

























































































追伸、写真のテディベアは、先日残念ながら亡くなった祖母が、入院先で作りました。  


Posted by 吉田 篤史  at 11:30Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年06月14日

金戒光明寺

4月6日

幽玄の能と桜茶会と題し、金戒光明寺西翁院にて、
煎茶と抹茶のお茶会と2部制で、講演を行いました。

煎茶は、煎茶道売茶真流を習ってられる、元お弟子様が!

お抹茶は、高校時代からお世話になりっぱなしの、うちの仲人、お弟子様が!

それぞれのお知り合いにお声をかけていただき、沢山のお客様にお越しいただきました。

息子2人を連れていき、まずは次男の、独吟!

その後、長男を交えて、ちと形を変えて、舞を!

装束着付けでは、女性の基本の着付け、唐織の着付けを行いました。

唐織は、亡きおじいちゃんの作ってくれた、始まりの一両、
室町時代より続く細川家伝来の写し、うちの家宝です。

講演にお越しだったお客様から、お2人も、稽古に興味を持って下さり、
実際に稽古場にお越し下さり、そして現在お弟子様として習って下さっています。

嬉しい事です。

もっともっと、皆様に日本文化に興味を持ってもらい、趣味お稽古事として、
何か一つ、日本文化(勿論、そこで能楽ならなお嬉しいけど)を、
習っていただけるよう、これからも頑張っていきます。

























  


Posted by 吉田 篤史  at 06:47Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年06月12日

福山吉田嘉謡社創立45周年記念謡曲大会

3月30日

広島県下には、昔、趣味習い事として習っていただく稽古場が、
尾道・鞆・三原・広島・福山とあり、
それぞれの創設を祝って、5年周期で記念会を催ししていました。

残念ながら、三原の稽古場はなくなってしまったので、現在は、残り4つのみ!

今回は、福山の稽古場、45周年記念の謡曲大会を、大島能楽堂にて行いました。

子供たちがいるから前日から泊まりたかったのですが、ちと金欠により、当日移動!

天気予報で雨予報だったので、最寄り駅の向日町駅まで徒歩6分弱とはいえ、
大荷物を持って、子供2人を連れての移動が大変なので、
前もってタクシーを頼んでおき、エレベーターのある、一駅向こうの桂川駅に、
向かいました。(ありがたい事にその後、向日町駅にもエレベーターできた)

結局、当日その時間雨は降っておらず、タクシー乗る必要なかったのだけれども…。

桂川駅からホームに降り、来た電車に乗りました。

携帯を触っていると、妻から、「次、向日町駅ってゆってるけど!?」

はい、乗り降り慣れてない桂川駅、進行方向、京都駅側に乗らなくてはいけないのに、
間違えて、大阪側に乗ってしまいましたーーーー!ガーン

ギリギリの新幹線乗り継ぎ予定だったので、当初の予定の新幹線乗れず、
福山は止まるのぞみと、止まらないのぞみとあり、
大幅に遅れて、福山に着く事になりました。

父に連絡し、開演10分ほど前に、会場に到着!

急いで、私は着替え、その間に次男だけお客様既に入っているけれど、
初舞台の仕舞なので、場所確認のために歩かせて、
何とか、会自体には、間に合いました。

遠方の会で、舞囃子も出、囃子方の先生方にも出勤たまわり、
師匠を始め、同門の諸先輩方にもお手伝いいただき、
盛会に、記念会を催しさせていただきました。

長男は、初めから最後までずっと紋付き袴で、舞台に出てない間も、
切戸口(皆が出入りする扉)の開け閉めや、舞台に敷く毛氈や、本を置く見台の出し入れ、
手伝いに、1日働くようになりました。

次男は、まだまだ3才児、舞台をつとめた、ってなレベルではありませんが、
無事に、舞台に上がり、何とか終えました。

後席は場所をかえて、福山駅前のニューキャッスルホテルにて!

皆様と楽しい時間を過ごさせていただき、両親と共に、ほろ酔い気分で帰りました。
(親子共々、後席会場に携帯電話を忘れて帰る、ってな尾ひれのハプニングも)

私の記憶が間違えてなければ、来年は尾道の創立70周年記念会、
そして再来年は、亡き祖父がプロの能楽師として、吉田嘉謡社とゆう会を作ってから、
80年を記念して、京都にて、全国大会の意味をもつ、記念会を開く予定です。

祖父が作り、父が守ってきたものを、たぶん近い将来、
完全に受け継ぐ事になるだろうと思います。
(できるだけ長生きして元気でいてくれて遅くなる方がいいけど)

創立100周年とゆう、大きな節目も、見えてきています。

その頃には、長男は継いでくれていたら、能楽師の看板をもう持ってるでしょうか?
(次男は修行中かな?)

100周年を祝う事ができるよう、祖父や父の思いを継いで、これからも頑張ります。





































  


Posted by 吉田 篤史  at 05:51Comments(0)吉田嘉謡社

2014年06月07日

カルチャーアカデミー

3月24日

現在、東京・愛知・岐阜・京都・大阪・広島に、お稽古事、趣味として、
習っていただく稽古場を、もっている私ですが、ほとんどの稽古場が、
1対1を基本にした、個人稽古の稽古場です。

唯一、岐阜だけ、団体稽古の稽古場を持っています。
(前は広島でも行っていたけれども)

岐阜県、大垣市、瑞穂市にも、この団体稽古場を持っていましたが、今は岐阜市のみ!

岐阜駅前のじゅうろくプラザで、岐阜新聞・岐阜放送のカルチャーアカデミーで、
毎月2回火曜日に、初心者教室、中級者教室と分けて、行っています。

そのカルチャーアカデミー主催で、講演を、
同じく、じゅうろくプラザで行いました。

いつもの講演と同じく、全く能楽をご存知ない方にこそ、
能楽に親しんでいただく為の講座です。

能楽とは、能楽と他の伝統芸能との違い、歴史、見方などを説明し、その後実演!

皆様に謡の体験を行い、最後の挨拶のかわりに、お願い事をしました。

日本人だからこそ、もっと日本の文化に触れていただき、
もっと、親しんでいただきたいと思います。

一人でも多くの方に、共感していただきたく、これからも頑張っていきます。






















































  


Posted by 吉田 篤史  at 15:33Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)