京つう

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2015年07月22日

吉田嘉謡社春季謡曲大会(京都)

4月29日

趣味、お稽古事として習って下さっている、お弟子様方の会、
うちでは吉田嘉謡社というんですが、京都では、年2回の謡曲大会(発表会)、
年2回の謡曲会(練習会)を行っているんですが、今回、
能楽堂嘉祥閣にて、春季謡曲大会を、開かせていただきました。

師匠、門下の先輩能楽師にも、ご出勤いただき、会を開きます。

仕舞を稽古している人は、仕舞を!

謡を稽古している人は、それぞれ配役を決め、謡を!

会を維持する為に、練習会とは違い、役により、役料を納めていただくので、
なかなか出にくいとは、私も思いますが、だからこそ練習の気合いも違い、
やった感もあるかと、思います。(勿論、私なりに役料、無理のないようと考えてます)

また地謡には、先に書いたように、玄人が何人も、後ろから謡う!

これも、また出た事のある者にしか、味わえない、舞台の魅力です。

舞いやすいように、謡いやすいように、玄人がうまく合わせていきます。

と共に、玄人ならではの謡を聴かせます。
(私の謡は置いといて)

東京からも、応援がてら、出演下さいました。

謡は、無本で!!!

昔は、基本が無本だったので、舞台の入り口には眼鏡は外して云々と書いてある名残も。

無本で謡う為には、それだけ謡いこみ、覚えるまで何度も何度も謡われた事かと!

だからこその、遣り甲斐があると思います。

仕舞も、何度も何度もイメトレ含めて、皆さん稽古された事だと思います。

今回は、長刀を扱う、巴の仕舞もありました。

どんどん新たな演目に挑戦して、仕舞の演目も多種多様になってきて、
教えるこちらも大変で、嬉しい悲鳴です。苦笑

会の終演後は、後席、懇親会です。

皆様、お互いに頑張った後の時間を噛み締め、次へ向けて、また頑張る力を!

もっともっと、皆様が、能楽に親しんでいただき、楽しんでいただけるよう、
頑張っていきたいと、また私自身も精進しようと、思います。































































  


Posted by 吉田 篤史  at 15:51Comments(0)吉田嘉謡社