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2007年04月06日

能楽の起源

さる方に能楽の起源は?と尋ねられたので書いておきます。

元々、能の意味は歌舞劇全てを指します。

元々、楽の意味は楽器を用いた音曲を指します。

それがいつから今の能楽の名前になったかというと、
7世紀中国より渡って日本のできた芸能・伎楽と、
奈良時代に大陸より渡ってきた散楽が元とされています。

散楽は歴史の中で古来の芸能の影響を受け、
物まねなどの笑いの芸や寸劇に発展していきます。

そしてそれを猿楽というようになります。

平安期以降他に神道行事の芸能の田楽、
仏教の寺院で行われていた延年の芸能や白拍子などがあったのですが、
室町時代に観阿弥・世阿弥が他の芸能を取り入れた猿楽の能を行い、
足利義満が鑑賞した事により武家社会にて保護されるようになりました。

この猿楽の能が室町以降安土桃山時代を経て江戸時代には、
式楽(公式の楽劇)となり武家社会の一般教養となりました。

また能の文句を謡う事を謡というのですが、
これも一般民衆の教養として用いられてきました。

その猿楽の能が明治時代に他の芸能と区別する為に、
能楽や能と呼ばれるようになりました。

歴史を振り返ると尚一層頑張ろうと思う活力になります。


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Posted by 吉田 篤史  at 13:33 │Comments(0)能楽の話

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