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2007年05月23日

西本願寺・降誕会能


地図はこちら
昨日は月曜日なので普段ならば岐阜の大垣なんですが、
西本願寺で降誕会能に出演してました。

本願寺と能との関わりは古く残っている史記に、
1480年代に本願寺で催されていた事が書かれています。

この頃から法要・慶事の際に能の催しを取り入れてられたようです。

江戸時代は勿論ですが、
明治時代にも能楽は本願寺では盛んに行われており、
明治7年太陽歴を用いた5月21日に親鸞宗祖誕生の日の祝いとして、
降誕会能が行われるようになりました。

そしてこの頃より京都観世会が演能を承るようになり、
今まで続いてきました。

ここ本願寺の能舞台は今の能楽堂とは違い、
昔ながらの野外の形のまま残っており、
国の重要文化財に指定されております。

その舞台にて出演させていただきます事、
大変名誉で有り難く思っています。

ただこの日晴天の日が多く西日が当たる頃、
首筋がむちゃくちゃ暑く舞台出てる間にやけてしまいます。(笑)

それと野外である事・長い歴史をもつ舞台である事・
普段あまり使われていないから手入れが行き届いてない事から、
足袋が無茶苦茶汚れちゃいます。(笑)

機会があれば1度覗いてみて下さいね!


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Posted by 吉田 篤史  at 00:36 │Comments(0)その他の舞台

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