面白能楽館

吉田 篤史

2008年08月01日 10:19

26日、今年ずっとずっと携わってきました面白能楽館の当日です。

自分でできる限りの宣伝行いました。

自分でできる限りのお力添えいただける方にご協力願いました。

当日10:00より設営担当の方々と代表者の皆でいろいろな最終チェックです。



ロビーには京都市歴史博物館所蔵の複製である源氏物語車争図屏風が飾られました。

また尾道の浄土寺所蔵の源氏絵扇面散屏風を、
写真家村上宏治様が撮られた複製物が30点程所狭しと飾られました。

また牛窓写真工房や金の星さんのお力添えを得、
先日の小冊子の写真共々いろいろな写真が飾られました。

2階の小ケースには須磨源氏・野宮・葵上に分け、
面や装束、また文献などが飾られました。

舞台では初めの解説に使う映像を映すスクリーンが2台設置されました。




















11:00過ぎにはお客様並び出され玄関を開け、
ロビーに道を作り待っていただきました。

開場!

私は受付でいろいろな資料や今後の舞台案内チラシ・
アンケートなどをお客様にお渡しいたしました。

どんどんお客様お越しです。

逆に入りすぎのないよう当日券を40枚ほどと決め、
お越しになったお客様にお断りするとゆう一場面もありました。



13:00開演!

まずは上記のスクリーンに映像を映しながら解説を!

次に『翁』『高砂』『経正』『野宮』(前)『野宮』(後)と実演を交え解説です。

5人のシテ方が能衣装を着て登場し実演します。

休憩を挟み今度は『葵上』(前)『葵上』(後)の実演!

更に源氏物語関連で、
『半蔀』『夕顔』『玉鬘』(前)『玉鬘』(後)『浮舟』
『住吉詣』(光源氏)『住吉詣』(明石上)『源氏供養』と続き、
最後に10人の装束を着た役者が一気に舞台に並びます。
(因みに私は『玉鬘』の後で舞台立っていました)

そして休憩挟み融の上演。



結局16人のシテ方が能衣装を着た催しってのはそうそうないです。

結局556人と定員をこえ席作りましたがほとんど席が埋まる満員でした。

これも偏にお越し下さった皆様、
チラシや小冊子配布・ポスター貼りにお力添え下さった方々のおかげです。

本当にありがとうございました。



何より感謝しなくてはならないのは!

一つの催しを行うにあたり5万部の小冊子を無料配布するなんて事ありえません。

それを可能にしたサンエムカラーさん、そして写真家村上宏治様のおかげです。

本当に本当にありがとうございました。

















関連記事