京つう

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2015年01月09日

百万

10月4日

同研能の百万、シテ(主役)でした。

同研能は、師匠家井上先生に師事する門下の能楽師によって成り立つ同研会の催しで、
現在は、若手6人で、催しを行っています。
(お手伝いいただいたり、囃子や狂言などは別に雇って)

年に4回の催しを基本に、6人で毎年シテを決め、各々やりたい演目を師匠に相談し、
必要なその他の演者を雇ったり、お手伝い願ったりしています。

今回は、私のシテ番、百万を舞わさせていただきました。

狂女物!!!

子方は、長男、和史に。

笹を持つのですが、地元向日市にはなんぼでも笹あるから朝取りにいこうかな、
と思いましたが、結局、観世会館の笹を買い、朝タクシーで寄りました。

上に羽織っている長絹は、いつか狂女物の時に使おうと思って作ったのに、
修羅物(平家の公達)に何度も使って、背筋に皺(線)が入っているので、
能衣装屋さんに、皺を目立たなくなるよう、押しのお願いをし、それを使いました。

前折烏帽子をとめる紐、2本持っていて、長い方を持ってきてしまい、長すぎました。

演じている、クライマックス、一番いいところで、ハプニングがあり、
致し方ない事とはいえ、己の未熟さ、やりようの悪さが生んだ結果と反省しています。

また、舞わさせていただく機会、尾道薪能などであるだろうし、
次回は、もう少し勉強の成果があるようにしたいです。

頑張ります。
















<写真提供:ウシマド写真工房>  


Posted by 吉田 篤史  at 19:32Comments(0)その他の舞台