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2007年03月15日

縫箔

『紅地霞ニ蝶 亀甲ニ雪輪文様縫箔』
(あかじかすみにちょう
きっこうにゆきわもんようぬいはく)



用途は3種類あり、まず
1 『田村』や『小鍛冶』などの前シテ(前場面の主役)に使用する場合で、
この時は着流し状態で着ます。

2 『花月』や、平家の公達の時に使用する場合で、
この時は、大口(元の形は全然違うが、結局は袴状態になる物)をはきます。

3 『羽衣』などの天女の時に使用する場合で、
この時は、着流しの下だけ状態で、腰より下だけ着ます。

霞ニ蝶や、亀甲ニ雪輪は、その模様が縫ってあったり、
金箔がすってあったりしているという事です。

という事で使用頻度が高く、何両も持って、それを回していくのが通例ですが、
残念乍、当家にはこれしかありません。

誰か、買ってぇ〜!(笑)


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Posted by 吉田 篤史  at 16:42 │Comments(0)装束類(和物全般に含む)

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