熊坂あらすじ

吉田 篤史

2007年07月05日 15:24

明後日7月7日の催しが無料の為お越し下さる方もあると思い、
あらすじを書かさせて頂きます。


『熊坂』
都の僧(ワキ)が東國修行に出かける途中、
美濃赤坂で一人の僧(シテ)が呼び止め、
今日はさる者の命日だから回向を頼む!と言って、
自分の庵に案内する。

都の僧が庵の持佛堂に入ると、そこには繪像も木像もなく、
長刀など武具が置いてあるので不思議に思い訊ねると、
この辺りは山賊夜盗が現れるので被害者を助けに行く為です!
と応え挨拶した後寝室に入ろうとする時姿を消し庵は草むらと化す。

(中入)狂言語あり

都の僧が読経していると熊坂長範の幽霊が現れ、
この赤坂に泊まった吉次兄弟を襲って牛若丸に討たれた話を語り、
回向を乞うて消え失せるのである。


熊坂の幽霊が牛若丸との戦いの有り様を語る部分が見せ場で、
初心者の方でも楽しめる演目といえます。


追記・今日はその7日の申し合わせ(リハーサル)でした。

体調は万全とはいえませんが師や先輩からの教えを、
これからあと2日間の間で直します。

頑張ります!

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