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2015年03月29日

鞆吉田嘉謡社新年謡曲会

1月31日

趣味、お稽古ごととしてならっていただく稽古場、広島県では、
父は、尾道、福山、鞆に、私は、福山と広島に、開いています。

父は昔は、広島市内、三原市内にも稽古場がありましたが、いろいろあり…。

祖父の代から続く稽古場、息子たちにまでバトンを繋げれるよう、頑張っています。

この日、鞆と福山の稽古場、合同の新年謡曲会がありました。

長男和史も参る予定でしたが、インフルエンザでダウン!

父と二人で参りました。

会場は、個人宅に敷舞台まで御持ちな徳永様宅にて!

そういえば、テレビドラマ、流星ワゴンで鞆ノ浦がピックアップされていて、
見た事ある景色が何度も映り、更に最後の最後で、
表札見て、あっ!!!となったのは、また別の話です。笑

私の、福山の御弟子様4人も、一緒に謡曲会に参加させていただきました。

懇親会は、近くの鴎風亭で!

そして、泊まりのホテルは、日本一気に入っている、カンデオホテルに!!!

天空のスカイスパで、満足、満足でした。

いつまでも、続けていけるよう、これからも頑張ります。





















  


Posted by 吉田 篤史  at 09:36Comments(0)吉田嘉謡社

2015年03月23日

吉田嘉謡社新年謡曲会(京都)

1月18日

うちの京都、大阪のお弟子様たちで、年に2回の発表会的な謡曲大会(春と秋)、
2回の練習会的な謡曲会(新年と夏)を、開いておりますが、
新年は、いつも、緑風荘、旅館を借りて、行っています。

大広間という事もあり、基本仕舞はなしで、うちの社中は全員独吟(一人で謡う)、
父の社中は素謡(配役を決め、それぞれの配役を謡う)です。

この日も、たくさんの方がご参加下さり、会を催しできました。

懇親会は、そのまま緑風荘で!

また、より稽古に励み、能楽に親しんでいただけると嬉しいです。

皆様に楽しんでいただけるよう、これからも頑張ります。

稽古は、京都や大阪に限らず、東京、名古屋、
岐阜、大垣、福山、広島で、行っています。

無料で見学や体験、承っていますので、よかったら、
パソコン画面なら、左側の下の方にある、「オーナーへメッセージ」
スマホ画面なら、プロフィール画面にある、「オーナーへメッセージ」より、
直接、問い合わせてみて下さいませね!










































































  


Posted by 吉田 篤史  at 14:14Comments(0)吉田嘉謡社

2015年03月16日

羽衣

12月6日

井上同門定期能にて、羽衣の和合之舞を、舞わせていただきました。

私の毎年定期的に舞う機会としては、隔年の自主公演的な催しである花の能、
毎年5月の第2土曜日に行っている、尾道、国宝の寺、浄土寺での尾道薪能、
現在5年に4回、師匠家に師事する若手で自己研鑽の為に開いている同研能、
そして、師匠家、井上先生に師事する門下の定期能として井上同門定期能があります。

井上同門定期能は、京都で5回、大阪で1回、神戸で1回あり、
私は、京都で舞わせていただいております。

今回は、能の代表的な演目、世界遺産、富士山の構成遺産である、
三保の松原を題材にした、羽衣でした。

過去に羽衣は3度、舞っておりますが、どれも小書(特殊演出)なしでしたが、
今回4回目、和合之舞という、小書をつけて、舞わせていただきました。

大きく違うのは、頭の上につける天冠の上につける立物が違い、
普通は月の輪をつけるところ、和合では鳳凰をつけます。

舞の中が変わり、少し謡を省略して、舞からすぐにクライマックスへと話は進みます。

イベントや催しでは、この和合之舞で舞う機会の方が圧倒的に多く、
今回、師匠の許しを受け、舞わせていただきました。

腰巻という腰から下に巻いている装束は、普通は縫箔という薄手の装束なのですが、
あえて、我が家の家宝、細川家伝来の唐織を!

中啓(扇)は、天女扇(桜が描かれている)でなく、
本鬘扇(表に花軍、裏に花車が描かれている)を使わせていただきました。

祖母の買ってくれた唐織を、父がコツコツと、この20年間の間に作ってくれた装束、
自分の家で、装束が全部揃い、使える事、亡き祖父や祖母、父に、母に感謝です。

大事に使い、また今後も、子供達の為に、新調し、増やしていきたいです。

今後は、きっと、この和合之舞で舞う機会が増えると思います。

舞わせていただいて気づいた事、次にはいかし、
御客様方に楽しんでいただけるよう、精進し、頑張ります。



















  


Posted by 吉田 篤史  at 21:19Comments(0)その他の舞台

2015年03月10日

洛南高等学校附属小学校

1月16日、17日

京都随一の進学校、洛南高等学校の附属小学校が、地元向日市にできました。

キリンビールの跡地、JR桂川駅前にです。

現在は、できたところ、3年生までいなく、もっと先の話で、
向日市市長にご紹介を受け挨拶に行ったのですが、
あれよこれよと話が決まり、低学年の子供たちに授業する事になりました。

歴史も習っていない、ついこの間まで幼稚園だった子供に、90分の授業なんて。。。
ってな思いが強く、どうなることやらと思っていたのですが、さすが進学校、
全然違って、1年生でも、皆じっとしてて、興味を持って、楽しんでくれました。

なかには、その後、PTAの方が連絡下さり、
実際の舞台を、家族でお越し下さったお方も!!!

ほんに、子供たちの、未来の成長、楽しみです。
























































後日、子供たちが感想文を書いてくれました。

どれも載せたいのですが、何通かだけ、載せさせていただきます。



「能楽を学んで」

僕は、能楽を学んだ時に、皆の前に出て、
今一番人気と思われている踊りの部分だけを、覚えました。

それを見ていたクラスの皆が、踊りが上手だったよと、誉めてくれました。

その時僕は、嬉しい気持ちになりました。

その躍りを覚えれたので、後でも、お父さんやお母さんに、やって見せたり、
踊りがまた上手に出来るかな、と思って、やって、自分の中で流行りました。

僕は、元々野球選手になりたかったのに、
能楽を学んで、役者になってもいいなと思いました。

言う言葉は、音程が難しいので、大変だと思います。

しかも、そこに踊りもつけるので、もっと大変だと思います。

吉田先生は、色々な人にそれを見せているので、
本当に役者さんは大変ですね、と思いました。



「鬼のお面」

私は、お能で、一番印象に残ったのは、鬼のお面の事です。

金色の顔で、目の玉が鉄でできていて、真っ赤な舌が出ていました。

目が大きくて、飛び出していて、力強そうでした。

まるで、私をじっと見ているような気がして、少し怖かったです。

踊りは、ジャンプして降りる時に、金色の扇が、鳥の羽のように感じました。

キラキラ光って、綺麗でした。

最後にジャンプして降りる時、膝から降りると痛いので、
かかとから降りると、教えてもらいました。

静かに降りるので、鳥が舞い降りるように見えるのだと、思いました。

一学期に見た、葵祭の十二単と同じように、
能の衣装も見て、とても古いものだと思いました。

何百年も続いていて、とても驚きました。



「心に残った能楽」

能を、初めて見ました。

しんと静まり返った校舎の中央ホールで、吉田篤史さんの声が、響き渡りました。

その瞬間、僕は、能の世界に引き込まれたような気がしました。

能は、古典芸能です。

室町時代から現在まで、日本の芸術として受け継がれています。

吉田さんは、その一人として、活躍されています。

能を始める前、吉田さんは、優しい口調で、能について教えて下さいました。

でも、能楽が始まった途端に、さっきまでとは違う声を、発しました。

それはまるで、地獄から聞こえているのかと思うくらい、低く響いていました。

最初は、ビクッとしました。

でも、最後まで、瞬きできないほど、真剣に見る事ができました。

また、見たいです。



追伸、プロの写真家さんがお越しで、先の写真も、
うちのカメラで、写真家さんが撮って下さったのですが、
別途、写真家さんのカメラで撮って下さった写真も、送ってくれました。

ので、別途、アップいたします。

さすがに、違うなあー!













  


Posted by 吉田 篤史  at 00:18Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2015年03月06日

日本をあそぶ(広島)

1月6日

広島市アステールプラザ、1Fの市民ギャラリーで、
MEDELLさん主催の催しにて、講演しました。

日本をあそぶ、と題して、12/26~1/6、様々な日本文化に、
親子で楽しんでいただこうと、企画された催しでした。

初日より冬休み、まずまずな人手だったそうなんですが、
5日よりお父さん方が仕事始まった頃より、お客様の入りがた落ち、
私の講演の6日、最終日、あれ?ってな人手でした。苦笑

ありゃまあ!

主催者より、申し訳ないから予定を変更し、1回講演でとの話もありましたが、
時間に合わせてお越しの御客様もあるだろうと、計画通り、2回講演を!

能楽の事を話し、実演!

その後、会場の方々全員巻き込んで、謡体験!!!

次に、代表者に上がってきてもらい、仕舞の体験です。

礼儀作法を教えて、扇の開き方、歩みを教え、一曲舞えるように、お稽古です。

2回目は、実演の演目を変え、代表者に、サクラで、
モデルさんにも上がってもらい、お稽古を!!!!

さすが、綺麗です。笑

お兄さんには、更に特別な型を!

さまになってるーーーー!笑

御客様は、残念ながら少なかったですが、内容は充実していたと思います。

こういった催しを企画し、運営された、MEDELLに感謝!

いつも、私に声をかけてくれる事にも!!!!

そんなMEDELLさん、今年も、5/9(土)尾道薪能に、
広島市内よりバスを貸しきって、直行バスを出して下さいます。

JRの普通電車で往復するより安いぐらいの値段で。。。。

己の儲けは全くないのに。

ご迷惑しかかけてないのに、ほんに感謝、感謝です。

何も返せない私ですが、お越しの御客様方に楽しんでいただけるよう、頑張ります。

ので、よかったら、広島市内より尾道薪能にお越しでしたらば、
バス利用も、考えてみて下さいませね!









































  


Posted by 吉田 篤史  at 08:09Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2015年03月05日

彦根での講演

11月29日

彦根の宗安寺で、煎茶と合わせて、講演でした。

小学校の同級生が車を出してくれて運転してくれたので、
交通費かからぬ事もあり、長男連れていく予定でしたが、
次男も行きたいと言い出し、急遽、2人を連れて、講演に行きました。

始めに、2人の仕舞から!!!

その後、まずは能楽とはどういったものなのか、見方などを説明し、実演を。

御客様の1人にモデルになってもらい、着付けを見せました。
(1人でやりにくいので、和にも手伝わせて)

今回、袖にずっと和は座っていて、私のやる事を見せていました。

そのなかで、彼にいろいろと学んで欲しいと思っての事です。

まだ小学2年生ですが、あと7年ぐらいでは、多少なり手伝えるように!

ボチボチいろいろな事を考えていかなくてはなりません。

頑張って欲しいと思います。

その後、謡体験を!!!

最後に実演に、皆様へのお願い事を。

毎回の事ですが、押し付けにはならぬようと思いつつ、
心に届くといいなと思っています。

頑張ります。

























  


Posted by 吉田 篤史  at 08:59Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)