京つう

ゲストブログ  |京都府南部

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2014年05月31日

株式会社庵町家ステイ

3月15日

京都で町家を改装して、宿泊施設として、
貸し出してられる所、けっこうたくさんあります。

その草分け的な存在、庵さんは、たくさんの物件をお持ちです。

内装、調度品にお金をかけてられるから、
えっ?ここは町家ってな素晴らしい場所ばかり!

いつか泊まってみたいけど、京都に住んでると、なかなかそんな機会もないです。

その庵さんより、大切なお客様の誕生日を祝う、シークレットプレゼントで、
能楽の講演を!とお願いされて、庵の2階、敷舞台にて、待機です。

そう、この2階には、能舞台的なスペースがあるのです。

今回は和も、連れていきました。

数人のお客様の為に、講演!

贅沢な時間、いったいどんなお客様?って思って講演させていただきましたが、
講演後、ご挨拶させてもらい、名刺をいただいてわかりました。

もしかすると、私の過去にお会いさせていただいたなかでも、トップクラス!?

さるプロ野球チームの№2!!!

さすが庵さん、すごいお客様に、ビックリです。

日本の文化に、経済界の方が、もっと興味を、厚情をもっていただけると嬉しいです。

これからも頑張っていきます。





























  


Posted by 吉田 篤史  at 08:09Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年05月30日

高津女性会

2月26日

大阪に稽古場を作って、早3年!

元々は、ずっと昔に京都の稽古場に在籍してられたんだけど、
仕事が忙しくてお越しに来れないお弟子様から、大阪に稽古場をと、
今の稽古場、日本橋、谷町九丁目の間にある、劇場&スタジオである、
高津の自由空間高津177を紹介され、それならと開きました。

一時には8人ほどいらっしゃったけど、休会やお休みな人が多く、
今では4人のみ、ふけばとんでく稽古場です。苦笑

結局、その稽古場を紹介してくれたお弟子様も、休んでばっかりやしーーーー!笑

まあ、それでも続けてもらえるのが、うちの稽古場の緩やかさ、
これも大事な事やと、勝手に、自分では納得しています。

ってな話は置いといて、記事、記事!!

その元々のお弟子様に声をかけてもらい、この稽古場のある地区、
高津の女性会にて、能楽の講演をさせていただきました。

文楽劇場が近い事もあり、文楽には接してられるようですが、
能楽にはあまり……、とゆう方も多かったでしょうが、楽しんでいただきました。

これを機会に稽古場見学、ってな方はなかったですが、
少なくとも、興味は抱いていただけた事かと!!!!

一つ一つのご縁を大切に、皆様にもっと能楽に親しんでいただけるよう、
これからも頑張っていきたいと、思います。































  


Posted by 吉田 篤史  at 09:53Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年05月26日

尾道薪能③

このblog、7年前から書き始めて、尾道薪能の記事8回載せていますが、
こんだけ写真載せたのは、初めてか!?笑

全部で、148枚の写真、blogのデータ容量、めっちゃ使ってしまいました。苦笑

この7年間、残念ながら昔みたいに1000人のお客様にお越しいただく事は、未だ叶っていませんが、
一時期500人以下にまで落ち込み、薪能をやめるやめないと揉めていた事を思い出すと、
いろいろあったけど、必死に今までやってきて、ほんによかったと思います。

これもひとえに、助けてくださっている父のお弟子様方、私のお弟子様方、
後援いただいている企業の皆様方、そしてお越し下さっているお客様のおかげです。

ほんに、感謝、感謝、感謝です。

来年は、5月9日(土)、24回目の尾道薪能を開かさせていただく予定です。

この一年、またたくさんのお客様にお越しいただけるよう、頑張っていこうと思います。











































































































  


Posted by 吉田 篤史  at 11:05Comments(0)尾道薪能

2014年05月25日

尾道薪能②

お待たせしました、村上アーカイブスから届いた写真、まずはサイドよりの写真です。

そうそう、前回の記事の時に書き忘れた話が!

うちの家の装束の話。

祖父が謡方として能楽師になった我が家では、祖父が作ってくれた装束は、たった1つしかありません。

その1両と、今年亡くなった祖母の作ってくれた装束1両は、我が家の家宝中の家宝、
二度と作れないであろう至宝と思っている唐織ですが、あとは父がコツコツコツコツ作ってくれました。

独立しプロになった時に作ってくれた、赤頭と、紅白の段の厚板!

ここから始まり、私が生まれ、一つ一つ、今と違い時代は良かったとはいえ、
他に使えたであろうお金を、自分の事にではなく、未来の為に、
あんなにワガママばっかりゆってた息子を育てつつ、黙って、作ってくれました。

勿論、まだまだ全然、装束や面など、揃っているとゆうには恥ずかしい程度だけれども、
それでも、今回の鞍馬天狗では、前シテの山伏姿、後シテの天狗姿、羽団扇以外は、我が家のです。

そして、今回も、また新しく作ってくれました。

うちのお弟子様に、和裁士さんが2人いらっしゃいます。

まだ30才以下のお弟子様2人。

その2人に仕立てをお願いし、1人には一番左端長男和史の着ている装束と、右から4番目の甥っ子の着附を!

もう1人には、我が家に元々1つしかなかったので、もう1つ子方の胴着(装束の下に着込む綿入り)と、
急遽一週間前に、母の唐織帯をほどいて作ってもらった着附、右から3番目の次男学史が着た、
紅白の着附を、作ってもらいました。

また、和が大きくなり、4年前初舞台の時に作った稚児袴がはけなくなったので、
それを学にはかせ、和には新調した稚児袴をはかせました。

子方の中啓(扇)も、1つ新調しました。

父親に、感謝です。

実家に行き、装束部屋に入り、装束の棚の前に立つたびに、父のおかげ、
それを許してくれた母のおかげ、両親にいつも感謝しています。

この尾道薪能にしても、そう!

祖父がいなければ、そもそも尾道に縁はなかったでしょうし、
父がいなければ、催しはできていないし、今まで続いてこなかったでしょう!

あと20年弱、子供達が大きくなるまで、私がバトンを繋げていけるか、
父の作ってくれた棚を更に増やしていけるか、できる限り、頑張りたいと思います。

あっ、追伸的に!

7/6の花の能の時に、新しく着附を新調する予定です。
(たんちゃん、宜しく頼みまっせー!)

お客様には普段お伝えする事のない、私のつまらない思い入れな話でした。。。。。










































































































































追伸、次は、正面カメラからの写真です。

暫し、お待ちを!笑
  


Posted by 吉田 篤史  at 22:58Comments(0)尾道薪能

2014年05月24日

尾道薪能①

5月10日

毎年恒例、5月の第2土曜日の、広島県尾道、国宝の寺と呼ばれる浄土寺で、
うちのお弟子様方が主催して行って下さっているおかげで、
うちで催しさせていただいている、尾道薪能です。

今年で23回目です。

今年は、広島市内など、いろいろなとこにポスター貼りやチラシ置きを、
廻れる限り、自分で廻らさせていただきました。

今は、たくさんの方が手伝ってくれています。

が、年々、減っていっており、負担が増えていて、
いつかはほとんど私がしなくてはならないかもしれません。

それでも、次にバトンを渡せるよう、頑張って続けていきたいと思います。

福山のラジオにも出演させていただき宣伝、
前日には尾道のケーブルテレビに、息子たちと出演させていただきました。

その次の世代、子供たちにスポットを当てて、演目は鞍馬天狗を!

うちの次男、学史を筆頭に、玄人の舞台に初舞台踏むのは、8人の子達中4人!

3才児が2人(1人は学)、そして妹の子、愛と慶も、初舞台です。

そして、長男、和史に、牛若を勤めさせていただきました。

一週間前には、雨の予報、それでも尾道薪能は客席に大型のテントを張るので、
そのままお客様方に見ていただけるので、問題はないとはいえ、
天気がいい方がいいに決まっており、なんとかー、神様!と思っていましたらば、
数日前に天気が変わり、当日は、日本晴れ!!!!最高の天気となりました。

おかげで、毎年同様、800人のお客様、満員御礼です。

始め、私は舞台で後ろを向いているのですが、その最中のお客様方の笑い声に、
いったい、舞台で今なにがあるのかと、めっさ気になる、
想像して、笑いがこらえられない、こんな思いをしたのは、生まれて初めてかも!?笑
幸せな舞台を勤めさせていただきました。

来年も、うちの子供2人は、舞台に立つと思います。

正面後方にあった浄土寺改修の工場事務所、来年にはなくなるそうで、
今まで見にくい席であった後ろの方の席を、此方に移行させることができ、
より見やすく、またよりお客様たくさんに見ていただけるようになると思います。

24回、25回と続けていき、いつかバトンを渡すであろう、40回か41回まで、
まずは私が頑張って、頑張って、頑張って、いこうと思います。

お越し下さった皆々様、本当にありがとうございました。

お手伝いいただいた皆々様、本当にありがとうございました。

何卒何卒、来年も、また宜しく宜しくお願いいたします。























































追伸、これでこの記事は終わりません。

次は、写真家村上宏治様が撮られた、正面からの写真、サイドからの写真、
と、2,3と記事を分けて、アップしていきます。

暫し、お待ち下さいませね!  


Posted by 吉田 篤史  at 17:48Comments(2)尾道薪能

2014年05月08日

道後舘

2月16日

前記事の小学校発表会後に、広島市に行き、
また空き時間を利用して、ポスター貼りのお願いに!

その後、宇品港へ!!!

瀬戸内海汽船にて、松山へ!

前々よりお世話になっている、瀬戸内海汽船の井藤様が、
道後温泉、道後舘の支配人になられたので、講演に参りました。

松山には何度か松山城横での薪能の際に参らさせていただいていますが、
己を!!!と、招いていただいたのは、初めてです。

宇品港から松山港とまで、ゆっくりと船旅を満喫し(ってか爆睡してた?)、
松山港から道後舘まで、車で迎えにきてもらいました。

用意して、お越し下さったお客様方に、講演を行わさせていただきました。

親しくさせていただいている、藤井丈雄先生のお弟子様方が何人もお越し下さいました。
(感謝、サンキュー、ありがとう)

ちゃっかり何軒か、松山でも尾道薪能のポスター貼りのお願いを。笑

その後、お客様方と会食をいただき、せっかく旅館に来させてもらったのだからと、
15分ほど温泉に浸からさせていただいて、翌日9時から福山で稽古なので、
トンボ返りで、
道後舘⇒松山港⇒宇品港⇒広島、更にお金をケチって、三原まで新幹線自由席、
三原⇒福山間は、在来線で帰り、常宿、お気に入りのカンデオホテルに帰りました。

東広島⇒広島⇒松山⇒広島⇒福山、さすがに移動時間もあり、その間に講演2回もあり、
クタクタクタクタクタになった事、今でも思いまし出します。

そんなこんなも、全ては、今週末の尾道薪能の為!

雨天時もそのまま行える尾道薪能ですが、そりゃあ天気のいい方がいいに決まっていて、
天気予報変わり、どうやら、雨は降らないようなんで、一安心しています。

お越し下さった皆様が楽しんでいただけますように、精一杯頑張りたいと思います。

それと、井藤様!!!!

お力添え、いつも感謝しています。

来年も、今回のパターンで、宜しくです。笑



































  


Posted by 吉田 篤史  at 11:39Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年05月07日

東広島市立板城西小学校

2月16日

広島県、東広島市の、板城西小学校の発表会です。

5,6年生を教えていて、2時限を8回!

計16時限、能楽指導に割いてもらい、稽古しています。

私の関わっている、見た事のある学校でも、随一の先生の指導のもと、
子供たちも頑張り、過去にない素晴らしい出来に仕上がりました。

一つ一つの型を綺麗にするとこまで!

本番に生かせた児童、緊張より本番に生かせなかった児童もいるでしょうが、
ほんに、よかった!!!!と思います。

こういった授業を通して、日本の文化の豊かさを知り、誇りに思い、
何代も何十代も文化を続けてきた先人、ひいてはご両親、祖先を誇りに思い尊敬し、
日本に生まれた事を誇りに思ってもらえたら嬉しいです。

そして、稽古をするなか、また舞台で発表する事によって勝ち得た、
様々な事を、人生に生かせてもらえたら、嬉しいです。

そしてそして、大人になる流れのなかで、文化を続けていく、お手伝いを、
していける大人になってくれたら、本当に嬉しいです。

いつかまた会える日を!!!!

楽しみにしています。































追伸、子供たちから感想文をもらいました。

代表して、数人の感想文を転載させていただきます。



5年生から6年生まで、能の稽古をする為に、
わざわざ京都から来ていただき、ありがとうございました。

私は最初、嫌だなあーとか、どこが楽しいんだろ?という気持ちばかりでした。

でも、嫌だなあーという気持ちはある時もあったけど、
班の人と揃ってできた時は、楽しい、という気持ちが、少し、あふれる事もあります。

能は、難しいけど、やった事により、何かが変わったような気もします。

ふれあいフェスティバルの日、吉田先生が舞って下さった能は、
感動したし、今でも、心に残っています。

本当に、忙しい中、教えに来ていただき、ありがとうございました。



吉田先生、毎年、僕達6年生と5年生に能を教える為に、
わざわざ京都からいらして下さり、ありがとうございました。

僕は、伝統行事が体験できて、嬉しいです。

それに、6年生は、今年と去年で、違う種類だったので、
2種類の能ができて、いい体験になりました。

ふれあいフェスティバルでは、僕達が習ってない舞を見せていただきました。

先生の能を見れば、みんな自然に拍手が出ます。

僕達の為に、京都から来て下さって、ありがとうございました。



今まで僕達に能を教えてくださり、ありがとうございました。

僕は、最初やり始めて、うたの長さでビビりました。

先生が舞の見本を見せて下さった時は、思わず、拍手が出て、凄いなあーと思いました。

舞を覚えれるかな、とも思いました。

でも先生が細かいところまで、しっかり教えて下さったので、舞えるようになりました。

「またむらくもに、とびんのり」のところで、最初は膝が凄く痛かったけど、
先生が先に足からおりるといいよと教えて下さって、
綺麗に痛そうな動きを見せる事ができました。

僕達は6年生なので、最後だったけど、吉田先生のおかげで、
悔いのないよう、舞うことができました。

吉田先生、本当にありがとうございました。



吉田先生へ

今まで、2年間、能を教えて下さって、ありがとうございました。

私は、去年はあまり能が好きではありませんでした。

でも、今年、能が好きになりました。

それは、本当に、本気で取り組んだからだと思います。

去年は、本当に本気では取り組んでいませんでした。

すいませんでした。

私は、完璧な舞はできませんでした。

横が揃ってないところが、あったからです。

でも、少なくとも、去年よりは揃っていたと思います。

去年と今年の2年間、私たちに、能を、
京都から教えに来てくださって、ありがとうございました。

一生できないかもしれない、能という貴重な体験ができました。

本当にありがとうございました。



追伸2、ってな記事を書いている時に、LINEにて、
前校長先生からメッセージもらって、びっくりしました。

尾道教育委員会の頃にお世話になり、別の小学校の教頭先生時代にも、
そして、この板城西小学校の校長になられてと、ずっとこの10年近く、
お世話になりっぱなし、なりっぱなしでした。

コカ・コーラから始まり、ほんにいろいろいろいろ、ありがとうございました。

まだまだ盛りな貴女様、だけど実年齢的に、定年、もったいない事です。

まだまだご迷惑かけたかったですが(笑)、それも叶いません。

例えば、お弟子様として、ってなわけにもいかん?(笑)

でも、また何かの形で、お会いできる事を、楽しみにしています。

何卒何卒今後とも宜しく、宜しくお願いいたします。  


Posted by 吉田 篤史  at 23:43Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年05月06日

MEDELL

2月15日

5月10日の尾道薪能のポスターやチラシが出来上がってきたので、
広島県内に配りに、いろいろな所に参りました。

まずは、チケット販売場所でもあり、広島市内からのバスツアーを組んで下さっている、
広島県坂町にある、着物屋さん、MEDELLに!

ちょうどセール中だったので、飛び入りで、講演を!

今回の尾道薪能の演目、鞍馬天狗の見所などを説明し、仕舞を!

お力添え、いっつも感謝しておりまする。

よこっつあん、また飯でもいこう!
(今度こそ私がご馳走させておくれやす)































その後、広島市に戻り、チケット販売場所や、
チラシを置いていただけるお店など、一軒ずつ廻らさせていただきました。

装束などを持ち歩きながらの徒歩での行動、めっちゃキツかった!苦笑

でも、これも大事な大事な事だと思っています。

偶然にも、置かれているお店で興味を持って、尾道薪能にお越し下さるお客様、
一人でも多くの方が、能楽に触れていただけると、嬉しいです。

その尾道薪能、今週末に迫ってきました。

週間天気予報は。。。。。

尾道薪能は、雨天時は、お客様側にテントを張るので、
そのまま同じ場所で行えますが、雨が降らない方がいいのは、勿論の事です。

まだ土曜日の事、天気が変わる可能性は大!!!!

こんな時しか神様に祈らない私ですが、
雨だけはご勘弁下さいますよう、お願いしますです。  


Posted by 吉田 篤史  at 07:17Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)