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2007年10月02日

感想文(栗原小学校)

9月13日の尾道市立栗原小学校の生徒さんも、
修学旅行における能楽講演の感想文書いてくれました。

せっかくですからアップいたします。

感想文(栗原小学校)

1:先日は能の舞台を見せていただきありがとうございました。

能を見せていただいただけでなく舞台の松や柱、
お面などをいろいろ分かりやすく教えて下さったので、
とても興味がわきました。

また普段は見れない着付けの仕方を見て、
とても暑そうな事に驚きました。

学校で予習のビデオを見た時には、
そんな事は全く思いもしませんでしたが、
実際自分で見てみてとても大変だという事が分かりました。

またその服装は私の好きな神楽と似ていました。

でも動き方は神楽が早いのに対して能は遅いと思っていました。

その中で神楽の動きは早すぎて、
何を感じ取ればよいのか分かりませんでしたが、
能は動きの遅い所は悲しみや元気がないような切なさがあり、
動きの早い所は怒りや憎しみや、
遊んでいる子供のように思い感じました。

小学生のうちに能を味わって本当に良かったと思います。

これからも日本伝統の技と心を伝えていって下さい。



2:私達は修学旅行で能の舞台を見せていただいた、
栗原小学校6年3組です。

とても貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。

社会科の学習で室町時代からの文化として、
『能』がある事を初めて知りました。

事前学習でビデオを見た時は静かな感じでしたが、
実際に吉田先生のお腹から出していた声を聞いたり、
能を舞っているところを見たりしてその迫力に驚きました。

能の舞の説明では柱の名前その意味、
そして立ち位置にも意味がある事を、
分かりやすく教えていただきました。

代表の8名が教えていただいた扇子の開き方は、
お家に帰って実際にやってみました。

家族にも教える事ができとても嬉しかったです。

私達のクラスで一番話題になった事はお面についてでした。

ほんの少しの髪の毛のバラつきや顔の表情で、
お面に込められた気持ちを伝える事ができると知り、
本当かなと思っていました。

でもお面をつけてでの舞はお面と目が合い、
思わずドキッとしてしまいました。

その時のお面の表情は今も私の心に残っています。

この事が現在でも人の心を惹きつける能の魅力の一つだと、
やっと分かりました。

最後に吉田先生に教えていただいた、
『文化を受け継ぐ』事を大切にしていきたいと思います。

お体に気をつけてこれからも頑張って下さい。



3:私達は修学旅行でお世話になった栗原小学校6年2組です。

先日は能を見せていただきありがとうございました。

事前に学校でビデオを見ました。

その時は『面白くなさそうだなぁ。』と思ったけど、
実際にこの目で見ると凄く面白く感じました。

それは面白い動作と音と声を自分で感じたからです。

まず能を舞う時に着る服を見た時びっくりしました。

いろいろな色があり綺麗でした。

服を何重にも着ているのを見た時、
私はだいたい何キロぐらいあるのか知りたくなりました。

それについてはまた調べてみたいと思います。

踊りでは舞台の上でジャンプしたり、
静かに動いたりする動作は凄いと思いました。

歌ではお経みたいな感じで凄かったけど、
自分で実際に読んで歌ってみると凄く難しかったです。

私も大きくなったらもう1度能を見に行くつもりです。

お体に気をつけてこれからも頑張って下さい。



4:修学旅行の時はお忙しいのに、
僕達150名に能の舞台を見せて下さり、
本当にありがとうございました。

普通では体験できない事をさせていただき、
僕はとても幸せだなと思いました。

私達は行く前に能のビデオを見て学習しました。

その時は少し難しいなと思っていましたが、
実際に生で舞う姿を見させていただき、
こんなに迫力があるものなんだなと感動しました。

それに分かりやすく能の歴史や柱の名前など教えて下さり、
とても勉強になりました。

また8人の友達を舞台に上がらせて下さり、
扇子の開き方や足の運びを実際に教えてもらっているのを見て、
とても羨ましく思いました。

帰っても扇子を開く練習をしてみました。

お話されている先生の声は優しい声なのに、
能の歌を歌い始めると凄い低い響く声で、
これが音楽の時に先生から教わっている、
お腹の底から出す声なんだなと感動しました。

私達はなかなか大きな声が出せないので、
先生の声を聞いて声を出す努力をしていこうと思いました。

また能の舞は静かなところと、
大きくジャンプをする迫力があるところとありました。

どうしてあんなに遅い動きや独特の動きがあるのかと不思議でしたが、
後から先生に『悲しみや辛さを表現しているんですよ。』と教わり、
それが伝わってきました。

それと歩き方が爪先をそっとおいて歩いている事もよく分かりました。

今まで全く興味をもっていませんでしたが、
吉田先生の能を見せてもらって自分でも舞ってみたいなと思いました。

帰る前に握手をしていただいた事、
一緒に写真を撮って下さった事は一生の思い出になりました。

これからも日本の芸術を大切にして下さい。

僕も尾道に来られたら是非家族で見に行きたいと思っています。

まだまだ暑い日が続きますがお体には気をつけて下さい。

僕達もこれから音楽コンクールや陸上記録会等の行事がありますが、
一生懸命頑張ろうと思います。

感想文(栗原小学校)

以上です。

……誉めすぎです。

というか小学生が書いた文とは思えない素晴らしい文ばかりです。

自分の進む道に誇りがもてます。

本当にありがとうございます。

おかげでやる気が更に増しました。

少しでも多くの子供達が、
能楽という文化に触れてくれるよう全力を尽くします。

頑張ります!
感想文(栗原小学校)


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Posted by 吉田 篤史  at 07:35 │Comments(9)修学旅行生への講演

この記事へのコメント
私たち栗小も9月15・16日に修学旅行で脳を見学しに行かせてもらいます。
すごく楽しみです。よろしくお願いします
Posted by ハンバーグ at 2011年09月11日 17:59
ハンバーグ様⇒ありがとうございます。

ん!?

先生?生徒さん?

どっちなんやろ!

楽しんでもらえるよう、頑張ります。

楽しい修学旅行になりますように!
Posted by 吉田 篤史 at 2011年09月11日 20:41
先日はお世話になりました         栗原小学校6年1組の生徒です。       吉田さんの気迫がすごくてびっくりしました 来年の5月家族が見に行こうといっているので見に行きます 
Posted by すみれ at 2011年09月19日 17:18
すみれ様⇒ありがとうございます。

6年1組とゆう事は、上記コメント下さった、
ハンバーグ{凉花}様とは同じクラス、御友人様かな?

先日は、お越しくださり、ありがとうございました。

楽しんでいただけたようで、よかったです。

ちなみに、今週、呉市で無料の舞台もあるけど…。

来年5月、中学の試験中の可能性大ですが、
土曜日の夜だから、日曜日あるので、
是非にご家族で遊びにお越し下さいませね!

でよかったら、終演後、楽屋まで遊びにお越し下さいませ!

皆々様に楽しんでもらえるよう、もっともっと頑張ります。
Posted by 吉田 篤史吉田 篤史 at 2011年09月19日 18:33
来年の5月は、彼氏と一緒に見に行こうと思います。       彼氏も同じく「能」の舞台が大好きで最近は吉田篤志さんの気迫すごいよねと話題にしてます 
Posted by すみれ at 2011年09月22日 19:15
すみません吉田篤史さんの史の文字を入れ忘れていました。本当にすいませんでした
Posted by すみれ at 2011年09月22日 19:18
すみれ様⇒ありがとうございます。

前のコメントでは家族だったのが、今度は、か、か、か、彼氏ー!?(汗)

私の時代と20年以上のギャップがあるとはいえ、びっくりです。

でも、能楽に興味を持って下さること、とても嬉しく思っています。

是非に来年、遊びにお越し下さいませね!
Posted by 吉田 篤史 at 2011年09月24日 12:15
さきほど父親に
彼氏がいるということを報告すると
ビックリしたみたいで、腰を抜かしてしまいました。
父親は「すぐにわかれろ」と言われてしまい、ものすごくショックを受けています。
私のはいっている劇団は恋愛禁止なのでもしこれが監督にばれたら役を降ろされてしまうかも。
もしも吉田さんの子供が彼氏,彼女が出来て報告してきたらどうしますか
Posted by すみれ at 2011年09月25日 19:54
すみれ様⇒ありがとうございます。

何だか、悩み相談室になってきたなあ…。

そら、びっくりしはるの、当然です。

が、それをお父上におっしゃるところ、
まだまだ貴女様が可愛い御子様ゆえですね!

ちょっと、ホッとしました。

で、お尋ねの事ですが、相手の年令によります。

同じ小学生同士の彼氏彼女の話なら、
よほどの話がでない限り、にこやかに聞くと思います。

が、相手が中学三年より上の年令ならば!!!

にこやかに…は無理、爆発すると思います。

まあ、うちは息子2人なんで、そこまでいろいろ思わないと思います。

で!!!!

ここのコメント欄は、いろいろな方がご覧になります。

もし、まだ続きでご相談されたい事ありましたら、
このblogには、私への直接のメールも送れる箇所があります。

先生には相談できない事あるのでしたら、相談に乗りますよ!

よかったら。
Posted by 吉田 篤史 at 2011年09月26日 08:33
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