京つう

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2014年02月26日

尾道市立大学

12月14日

尾道市立大学日本文学科主催の、おのみち文学三昧で、
尾道駅前、テアトルシェルネにて、公開講演会に講師として招かれて講演しました。

先に、大学の教授が幸若舞について講義、続いて、
私が能楽について、実演や体験も交えながら、講演行いました。

ホールが広すぎて、後ろの人はどうだったんだろうか?

その後、場所を移動して、ロイヤルホテルで、懇親会!

学生の皆様が、興味を持ってくれ、5月10日(土)に行う、
尾道薪能に、お越し下さると、嬉しいです。

私よりも20才若い学生さんたち!!!

私たちの世代には、教育のなかに、日本文化について学ぶ時間が少なかったと思うけど、
今の子供たち、学生さんたちには、少しでもそんな機会を増やし、
日本の文化の豊かさを、日本とゆう国がいかにすごいかを学び、
この国に生まれた事を、誇りに思ってもらえると、嬉しいです。

これからも頑張ります。
























































  


Posted by 吉田 篤史  at 10:10Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年02月16日

第23回「尾道薪能」

第23回「尾道薪能」


日時:平成26年5月10日(土)18:00~20:00過

会場:浄土寺、阿弥陀堂
(尾道市東久保町20-28)
※尾道駅より東行「浄土寺」下で下車
広島市内よりバスもあります(℡、082-885-0070メデル)

演目:能「鞍馬天狗」・他仕舞2番と狂言1番と解説

料金:前売券3000円
  当日券3500円
   学生券1000円
   高校生以下無料

吉田篤史配役:能「鞍馬天狗」のシテ、長男和史「鞍馬天狗」の牛若、次男学史「鞍馬天狗」の花見

お問い合わせ、申し込み先:
Tel&Fax、075-932-5066
Mail、mai-monchan@s6.dion.ne.jp(共に吉田方)
※メールの場合は、件名に「5月10日尾道薪能」とお書き下さり、
枚数や送り先をお知らせ下さいませ。











追伸、今年もやってきました、尾道薪能!

因みに、尾道薪能のHPもあります。

こちらもご覧下さいませ。
http://www.ermjp.com/noh/  


Posted by 吉田 篤史  at 07:14Comments(0)尾道薪能

2014年02月15日

京都市立九条中学校

12月11日

前にだるま寺で講演した際にお越しだった先生からの依頼で、
京都市立九条中学校で、講演を行いました。

近鉄東寺駅近くなんですが、昔縁があり、よく来ていたので、懐かしいです。

今回、少しでも生徒の皆様に、身近に、また肌で感じてほしく、
ステージではなく、コの字型に囲んでもらい、行いました。

中学生になると、小学生の時に比べ、照れもあられたり、反抗期?もあるので、
さてさてどうなるか不安もありましたが、いたって真面目に講演行えました。
(めっさ昔にさる中学校では、此方がキレかけて、怒鳴った事がある…)

仕舞の体験、装束つけ、謡体験、特に体験をしてもらう時には、
ワイワイと、笑いもありながら、楽しんでいただいたと、思います。

こういった機会を作ってくださった先生に、感謝です。

生徒の皆様に、心に残るといいな!!!

これからも頑張ります。







































その九条中学校の生徒さんたちから、感想文をいただきました。

代表して、ここにうつさせていただきます。





吉田さんは、何度も舞ってらっしゃるせいか、
話をしている際、とても惹き付けられました。

聞いて、私は、理解して見た方が楽しいな、そう感じました。

舞で、吉田さんは謡を聞くのではなく、緊張感を感じてほしいとおっしゃっていて、
最初は、どういう事なんだ!?と思っていました。

でも、見て分かったような気がします。

舞っている人の事を感じ、思いを感じ、と不思議な感じでしたが、楽しかったです。

私は、鞍馬天狗の衣装を着ました。

最初は、皆の前で着るのは恥ずかしいな、と思っていて、
でも、着て良かったなと、今は思っています。

1つ1つ色も柄も違っていて、1つ羽織るにつれて、とってもワクワクしてしまいました。

まさか面までつける事ができるとは思ってもいなかったので、
つけた時、本当に嬉しいという気持ちで、いっぱいでした。

衣装を着る事ができ、とてもいい経験になりました。

謡で、誰が謡うかによって、種類が変わるという事、
太い声で謡う事、たくさん知らない事を知りました。

皆で謡うのは、楽しかったです。

能というのは、社会で習って知ってましたが、
こんなにしっかりしたものだとは、知りませんでした。

今回は、本当にいい経験になりました。





吉田さんの話を聞いて僕が思った事は、
能という素晴らしいものが、なくなってきているって事です。

素晴らしい声と舞なのに、消えていくのかが、僕には全く意味がわからない。

もう1つ気になったのが、舞っている時、ずっと姿勢が、ピーンとなっている事だ。

あんなに舞っているのに、腰は痛くならないのか、とても不思議に思った。

しかし、それが出来ないと、能というものはできないと思う。

だから、とても素晴らしいと思った。

あと、舞がとても印象に残りました。

僕も、あの舞をやりたかったけど、できなかったのが、とても残念に思います。

しかし、あの舞をやれって言われたら、たぶん2ヵ月はかかると思います。

だから、プロはとても素晴らしいと思った。

最後に、吉田さんの話を聞いて、日本昔からの伝統はやっぱり凄いと思いました。

僕も、こんな素晴らしい人になりたいと思いました。

しかし、素晴らしい人になるには、まず自分の心を穏やかにしないと、
素晴らしいプロになれないと思ったから、これからの自分の生き方を変えようと思った。

例えば、自分は口が悪いから、
誰といても優しく声をかけてあげるのを、心がけようと思った。

僕は、バスケのNBAを目指していて、吉田さんの話を聞いていたら、
夢は大きくもった方が、頑張れる力が違うという一言で、自分の夢に自信をもてたから、
本当に、吉田さんに、ありがとうを伝えたいです。





本当に、今回の体験ができた事に、感謝しています。

僕は、今日の講演で、顔の表情で、人はその人の第一印象を決める事を、学びました。

なぜなら、能の面は、それを利用して、観客を圧倒しているからです。

僕は、初めのうちは、能の事を、見るものではなく、聞くものだと思っていました。

なので、勢いよく自分の方に舞われると、思わず笑ってしまいました。

古文で謡っているので、聞くのが難しいので、面の目の輝きや、口を工夫して、
見る事が簡単にできるように工夫している事に気づいた時、
能という文化は、相手の心をよく考えているのだなと感じました。

でも、一番感じたことは、努力です。

今日の講演の為にも、沢山練習したと思うし、
体を動かしながら言葉を喋る事は、自分でもやってみたけどとても難しい事だからです。

その努力のなかでも、度肝を抜かれたのが、演じる為に、
自分もその役と一緒の状態に、近づけている、と言われた事です。

いくら何でもそんなにキツい事はしなくてもいいんじゃないかと、僕は正直思いました。

しかし、その努力が此方側に伝わってきた時、
僕は、面が表情を変えているように、見えました。

絶対に変わっていないのですが、能を演じている人の感情が、
面に乗り移ったから、そう見えたと思います。

能体験で、学んだ事を生かして、自分は感情を表現するのが苦手なので、
顔の表情を、出していきたいと、思いました。





以上、3つの感想文を載せさせていただきました。

過去に、小学生の感想文は載せていますが、中学生のは、初めてかな!

芸術、芸能の世界、好き嫌いあって当たり前、どのように感じるかも人それぞれ!!
と思っていますが、感想文だから否定的な文章は少ないとはいえ、
いつも嬉しく拝読していて、私の糧と、勝手ながらさせてもらってます。

子供たちが、大きくなる流れのなかで、少しでいいから、何か役に立ってたらいいな!

日本人だからこそ、日本の事を知り、日本の文化を知り、親しむ事は、
結果、日本に産まれた事に、誇りをもたせる事ができると、思っています。

グローバル化した世の中、海外に通用する人間を育てる為にも、
まずは自分が日本人で、日本はこんな国だから凄い、と胸を張れるよう、
もっていかなくてはならないと、常々思っています。

英語、ダンス、パソコン、勿論、否定はしません。

けれど、日本語、歴史、日本文化を、知るのではなく、そこに誇りをもてるように、
そう育てていく事が、教育に必要と思っています。

毎日毎日、一生懸命子供たちに接している先生方に、いつも尊敬しています。

頑張って下さい!!!!

私も、頑張ります。  


Posted by 吉田 篤史  at 06:14Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年02月13日

煎茶道宝山流

12月8日

京都には、京都観世会館、金剛能楽堂を始め、たくさんの能楽堂があります。

能楽堂ではないけれど、能舞台や敷舞台ならば、ありすぎて、私も知らないとこも!?

そして、神社やお寺にも能舞台は、今も残っております。

その1つ、梨木神社の能舞台で、過去3度目の講演を行いました。

今回は、煎茶道宝山流家元、辻宝通様とのコラボ講演です。

主催者?仕掛人?さんは、名古屋、東京、そして今回の京都とお世話になっており、
今回は特に、息子を!!!とのご指示により、和史にもいろいろさせました。

平家物語からの演目でかため、装束着付けも、屋島の源義経で!

うちのお弟子様2人が、着物の着付けの先生になってられて、
企画して、お客様をたくさんお連れ下さいました。

感謝!!!!

こういった講演で、今まで能楽に触れた事ない方々に、興味をもってもらってきました。

一歩、一歩、一歩!!!

昔、あっちゃんはマシンガンでめちゃ打ちするんやなく、1人1人ピストル打ちやなあ!
って、さる方にゆわれた事、今も覚えています。
(つまりは効率悪く、アカンとダメ出しされたんだが)

けれど、それが私です。

1つ1つのご縁を大切に、皆様に能楽に親しんでいただけるよう、
これからも、必死に、必死に、頑張ります。








































  


Posted by 吉田 篤史  at 07:10Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年02月12日

福山、ローズコム

12月1日

広島県福山市、福山駅から徒歩15分程(駅からバスもある)の、稽古場のある、
まなびの館ローズコムにて、講演を行いました。

部屋は稽古している和室ではなく、中会議場で!

広いスペースを抑えてしまったがために、集客集まるか心配でしたが、
お弟子様などご協力いただき、またお越しくださった皆様のおかげで、
盛会に行う事ができ、感謝、感謝です。

いつも皆様に謡は体験してもらってますが、今回大幅に内容を変えて、
お客様全員に、何か体験をしてもらおうと、いろいろと行いました。

舞の体験や、面をつけたり、装束を羽織ってもらったり、鬘をつけたり!

勿論、いつも通りに、謡の体験も行いました。

皆様に興味をもってもらえたかな?

現在、私は先に書いた通り、ここローズコムで稽古場を開いていますが、
平日の午前中のみで、なかなか興味をもってもらえても、
稽古の無料体験すら、してもらう機会ありません。

でも、父の稽古場は、駅の南側であるローズコムの反対側、
駅の北側、三蔵稲荷にて、丸一日稽古場を開いています。

ご紹介するので、ご興味あれば、こちらをお訪ねいただければ!と、思います。

いつかは、ここの稽古場も私が引き継ぐ?はずです。

勿論、まだまだ父に頑張ってもらいたいですが!

尾道、鞆、福山、祖父の代から続いた稽古場、大切に受け継ぎ、
次の息子たちに、繋げていければ!!!と、思っています。

そうできるよう、ない知恵絞って、皆様に興味をもってもらえるよう、
よし、稽古するぞ!と思ってもらえるよう、頑張ります。




































かなり寒い日々が続きます。

体調も崩しやすい!

でも、頑張っていきまっしょい!!!  


Posted by 吉田 篤史  at 07:05Comments(0)能への誘い(講演・祝舞)

2014年02月09日

ガンチャン結婚式

11月30日

私は、なかなか結婚式に出られません。

土日に舞台があり、前もって日取りを決められてしまうと、まず出れません。

その為、私に出てほしいと思ってくれる奇特な方は、
私の予定に、日取り左右されてしまいます。

過去に何度日取りで、我が儘ゆうただろう?汗
(記憶にある限りでは、7カップルほどか…)

一年ぐらい前から聞いてもらって、日取りをこの日で!と、親でもないのに、ゆう。

ほんに、ほんに、ごめんなさい。

この日、お弟子様の結婚式が、京都ホテルオークラで、ありました。

お弟子様方の結婚式、披露宴、パーティーに出席するのは、10人目!?
(新郎新婦、両方ともお弟子様ってパターンもあったけど)

今回、何が凄いって、私の祝舞はいつもの事なんですが、
若手20代30代の9人のお弟子様仲間が出席されて、お祝いに祝言謡を!

おっーーー、これはなかなか見れない。

私の、悪態しかつかないスピーチは置いといて、
何よりものお祝いになったかと思います。
























































その後、2次会にも出させていただきました。

木屋町四条下がった、アモーレ木屋町で!

披露宴で裃着て祝舞、その後は着物、そして2次会では、皆様ため息つかれる、洋装で!笑

イタリアンでしたが、さっきご馳走食べたとこだから、全然食べられず。苦笑

ビンゴゲームあり、お弟子様が当たった、景品、もらっちゃった。




















更に、2次会後、お弟子様に付き合って、祗園会館上の、MOJO WESTへ!

バチホリックのライブに行ってきました。

丸一日、たっぷり楽しんだ、一日でした。




ガンチャン、これからいろいろとあるだろうし、
続けていく事できない事も、未来にはあると思います。

細く細くなる時も!!!

休会中な事もあるでしょう。

でも、一生の趣味、お稽古事として、長く続けてもらえたら、嬉しいです。

これからも、宜しくなーーーー!!!!!

ほんに、おめでとう。  


Posted by 吉田 篤史  at 19:57Comments(0)能楽師の毎日